ブダペストの特徴は、公共交通機関がとても発達していることです!
ブダペストの交通手段はメトロ (地下鉄)、トラム(路面電車)、バスですが、殆どの観光スポットへは
メトロとトラムを利用すれば、簡単にアクセスできてしまいます。
だけど慣れない都市では、交通機関に利用方法やチケットの購入など分からないことがあって不安...
という人のために実際利用したブダペストの交通機関について紹介します。
市内の移動について
ブダペストの公共交通機関は、メトロ (地下鉄)、トラム(路面電車)、バスの3種で、
すべてBKK(ブダペスト交通局)によって運営されているのでチケットは共通です。
公共交通機関が発達しているので、グーグルマップで検索すれば電車・バスの乗り換え案内なども
すべて分かるので、住んでいる人と同じぐらい簡単に移動ができます。
いつでもどこでもインターネットが使える環境だと便利なので、海外専用グローバルWiFi を
レンタルしていくか Airalo のようなオンラインで購入して、セットするだけで SIM なしで利用できる
ものを用意することをお勧めします。
チケットの種類と購入方法について
チケットは共通で、地下鉄の駅の自動販売機で購入できます。
券売機は、英語対応9か国語表示のタッチパネルで、クレジットカードの支払いも可能です。
- Single Ticket:1回券(80分)乗り換えなし – 350フォリント(HUF)
- Transfer Ticket:1回券(100分)乗り換えあり – 530フォリント
- Short section metro ticket:3駅区間のみ乗車可能(地下鉄のみ)
- Block of 10 Tickets:回数券10枚 – 3000フォリント
- 24 hour travelcard:24時間有効チケット – 1650フォリント
- 72-hour travelcard…72時間有効チケット – 4150フォリント
Transferチケット、24~72時間券は、トラムやバスへの乗り継ぎが可能です。
詳しい情報:BKK公式サイト
ブダペストの地下鉄について
ブダペストの地下鉄はロンドンに次いで世界で2番目に古く、地下鉄としては
唯一ユネスコ世界遺産に登録されています。
イスタンブールが2番だという人もいますが、ブダペストの1号線開通が先に開通したそうです。
地下鉄1号線(黄色)は、レトロな車両やホームの天井が低く、駅の名前もタイル張りになったレトロな駅
「オペラ座 (OPERA)」や「市民公園 (Széchenyi fürdő」、を見ることができるので、
地下鉄の駅も観光スポットの一つになります。
地下鉄2号線の「Kossuth Lajos tér (国会議事堂停車駅)」のレトロなエスカレーターは、
驚くほどスピードが速く、乗るタイミングが悪いとバランスを失います(笑)。
地下鉄の乗り方について
地下鉄の線は1~4号線の4線なので、利用方法はそれほど難しくありません。
地下鉄の入り口には改札がなく「刻印機かな?」というものがあるので、そこでチケットを刻印します。
チケットを有効にする方法を youtube でみる
ブダペストの地下鉄は意外と綺麗くて安全で、エスカレーターでかなり深く地下へ降りていきます。
車内アナウンスと表示は、基本的にハンガリー語だけです。
降車時にも改札がないので、そのまま「EXIT」の表示に向かえば出口に出られます。
トラムの乗り方について
トラム(路面電車)の扉はドアボタンを押して開ける必要があります。
乗車したら、すぐに車内の刻印機でチケットを有効にしましょう。
トラムの駅や車内に券売機がないので、あらかじめ用意しておく必要があります。
車内アナウンスは、ハンガリー語のみです。
降りる駅が近づいたら、ドアの近くにあるボタンを押して降車のリクエストをすると、
到着時にドアが自動で開きます。
観光ルートバスを利用する
市内を巡回している乗り降り自由の観光バスを利用するという手段もあります。
観光客しか乗っていないので、巡回バスから写真撮影を楽しみながら安心して乗車できます。
ドナウ川のクルーズ船とバスで16か国語の車内アナウンスを聞きながら主な観光ルートを廻り、
目的地で自由に乗り降りできるので、ざっとブダペストを見て理解するのに役立ちます。