フィンエアーのストップオーバーで廻る北ヨーロッパの4都市

helsinkiフィンランド

ヘルシンキでストップオーバーを利用するのは2度目。

毎年、日本へ里帰りする際に ローマ~大阪便 で利用するフィンエアー・・・
乗り継ぎ時間が短く、フライト時間も正確で他の航空会社に比べて短いのが魅力です。

昨年、初めてストップオーバーを利用してヘルシンキを観光したのをきっかけに、
今回は5泊のストップオーバーを利用して、ヘルシンキだけではなく、スウェーデンのストックホルム、
ラトヴィアのリガ、エストニアのタリンも観光することができました。

このページでは、ストップオーバーの仕方やヘルシンキの空港から市内へのアクセスなどを説明しています。

北ヨーロッパ4都市周遊5泊6日旅の日程

1日目 10:45 大阪関西空港発~14:20 ヘルシンキ・ヴァンター空港着 (ヘルシンキ泊)

2日目 ヘルシンキ市内観光
17:00 ヘルシンキ発 – (船・シリヤラインで移動) – ストックホルムへ (船泊)

3日目   9:45 ストックホルム着 ストックホルム市内観光
17:00 ストックホルム発 – (船・シリヤラインで移動) – リガへ (船泊)

4日目 11:00 リガ着 リガ市内観光 (リガで宿泊)

5日目   8:00 リガ発 長距離バス (Lux Express)で移動 – 12:25 タリン着
タリン市内観光 (タリン泊)

6日目 7:30タリン発 – (船・シリヤラインで移動) – 9:30ヘルシンキ着
16:20 ヘルシンキ・ヴァンター空港発 ローマへ

ストップオーバーとは?

Vantaa airport, Helsinki

ストップオーバーとは、目的地に向かうまでの経由地で一旦降りて滞在することを言います。

フィンエアー (Finnair) は、アジアから一番短い距離でヨーロッパを結ぶ航空会社で、
ヘルシンキでのストップオーバーを推奨しており、5時間から5日間までのストップオーバーが可能です。

ストップオーバーを利用すると、無料もしくは追加料金でヘルシンキに降りることができ、
5日間以内であれば近隣の都市まで足を運ぶことができます。

フィンエアーの公式サイト

ストップオーバーでの注意

一度経由地で降りてしまうので、預けていた荷物はすべて引き取る必要があります。

大きな荷物を持っての移動は不便なので、必要のない荷物は空港や国鉄の駅のロッカーに
一時預ける必要があります。

ヴァンター空港のロッカーについて

私たちが利用したロッカーは、空港の到着ゲート(T1)から出てエスカレーターで地下1階へ行った所です。

ロッカーの大きさは2種類(大・小サイズ)あり、大きなロッカーには Lサイズのスーツケースが1つ、
Mサイズのスーツケースが2つ入ります。

ターミナル2の地下1階にもロッカーがありますが、決して十分な数とは言えません。
空港の公式サイトでロッカーの情報を確認する

[ロッカーの基本料金]
€5 小さなサイズ(45x76x38) 
€6 大きなサイズ(66x76x48)

1日ごとに基本料金が加算されます。ロッカーの利用は
最高7日間です。
基本料金を支払ってロッカーを閉めると、
レシートが出てきます。

このレシートの [Codice : ]の番号は、荷物を出すときに
入力する暗証番号です。
写真に撮っておくか、レシートを
なくさない
ように大切に保管しておきましょう。

失くした場合は、€16の手数料が必要です。

ヴァンター空港から市内へのアクセス

空港から市内へのアクセスは、3通りあります。

フィンエアーシティバス(空港バス )

フィンエアーの運営するヴァンター空港と中央駅を繋ぐリムジンバスです。

空港の停留所:ターミナル2のバスターミナル、
中央駅の停留所:西側 エリエル広場(Elielinaukio)のプラットホーム30番
所要時間:30分 料金:€ 6.80~
チケットは公式ページか、運転手からも購入できます。

去年、中央駅から空港へ向かうのにフィンエアーシティバスを利用しましたが、Wi-Fiが使えて
座席もゆったりとしていて快適でした。

路線バス 615番

ヴァンター空港からKartanonkoski~Rautatientoriを繋ぐ路線バスです。
所要時間:40分 料金:€ 5
空港の両ターミナル1-2に停留所があります。

一度乗りましたが、混雑していて停留所が30もあり荷物の置き場もなく不便でした。
中央駅までの停留所で降りる必要がなければ、何もメリットがないと思います。

リングレイルライン (鉄道) 

リングレイルラインは、空港駅 Lentoasema と Helsinki 中央駅を結ぶ環状線です。
車内は広々としていて、荷物の心配をする必要なく快適です。
所要時間:27 ~ 32分 料金:€ 4.60

ターミナル2~1へ向う途中に表示が出てくるので、それに従ってエスカレーターを降ります。

Helsinki Helsinki

改札がないのでそのまま列車に乗れますが、チケットを買うのを忘れずに!
帰りの列車で、係員がチケットの点検にやってきました。

空港駅や中央駅には、ブルーの券売機が ホーム に設置されています。
チケットは、シングルチケットの (ABC-ZONE 90分有効) € 4.60 を購入します。
ヴァンター空港:C Zone、ヘルシンキ:AB Zone

App からも購入できます:https://www.hsl.fi/sovellus

Helsinki

P線 (27分) と I線 (32分) があり、どちらに乗ったらいいのか迷いますが、環状線なので5分差で
どちら周りに乗っても中央駅に着くので、先に到着した列車に乗ればいいと思います。

Helsinki

車内は広々としていて、大きなスーツケースを持っていても心配することはありません。

Helsinki, Central station

ヘルシンキ中央駅から空港行きも、このブルーの券売機で各種のチケットを購入します。
[英語表示あり・クレジットカード対応]

ヘルシンキ中央駅からトラムやバスでホテルに向かうなら、空港駅で購入した A~C Zone チケット(90分有効)を利用すればいいので、リングレイルラインを利用するのが、低価格で快適な市内へのアクセス方法です。

ヘルシンキ市内だけの移動であれば、AB Zone のチケットを買えばOKです。

ヘルシンキ中央駅

Helsinki, Central station
ヘルシンキ中央駅 [Helsingin rautatieasema]

ヘルシンキ中央駅 は、1919年に完成した個性的な建築です。
フィンランドの鉄道VRや地下鉄、トラムの駅、バスターミナルがあります。

空港駅から乗ったリングレイルラインやフィンエアーシティバスは、このヘルシンキ中央駅に着きます。

ヘルシンキのお勧めホテル

Radisson Blu Aleksanteri Hotel Radisson Blu Aleksanteri Hotel

今回宿泊したのは、カンッピ地区にある Radisson Blu Aleksanteri Hotelです。
中央駅からはトラムでアクセスしますが、ホテルの近くにトラムの停留所があり、
カンッピショッピングセンターへも歩いていける距離にあります。

ホテルの周辺にはスーパーや飲食店もあり、便利でした。
部屋は広く清潔で、アメニティやWiFi、ケトル、冷蔵庫などの設備が整っています。
北欧は全般に物価が高いのでコスパとは言えませんが、市内中心地でそこそこの設備を期待するなら、
1泊1万5千円~2万円くらいは見ておいた方がいいと思います。

ホテルの予約も航空券と同じく、早期予約で安く泊まれる場合があります。
宿泊希望日の1か月前にあくせく探しても、市内中心地に思うようなホテルが見つからなかったり、
見つかっても設備のわりに高額を支払うということも珍しくありません。

カンッピ地区にある他のお勧めホテル

ホテルの予約サイトによってはホテル到着時に払えたり、1週間前まではキャンセル料のいらないという条件で予約ができるので、確信のない場合は、この条件で早期予約するのをお勧めします。

翌日は、ヘルシンキの観光をした後、大型客船シリアラインでスウェーデンのストックホルムへ向かいます。

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