東京から日帰りで廻る日光東照宮周辺の観光スポット!

Nikko

日光は栃木県の北西部にある、美しい自然に恵まれた観光地です。
日光東照宮を含む「日光の社寺」という名称で世界遺産に登録された二社一寺や温泉、
アミューズメントパークなど観光スポットも充実しています。

今回は、半日で廻った日光東照宮の周辺の見どころを紹介します。

東京から日光へのアクセス

東京から日光へは、新幹線、普通列車、特急列車、高速バスでアクセスできます。
日光にはJR日光駅と東武日光駅の2駅がありますが、2駅は近接しているので、
どちらの駅で下車しても所要時間は変わりません。

新幹線を利用する場合は、東京~宇都宮を新幹線で、またはJR宇都宮線で移動して、
宇都宮からはJR日光線で移動します。
ただし、日光線は1時間に1本と本数が少ないので事前に乗り換えの時刻は確認しておく必要があります。

新幹線を利用した場合:所要時間は約2時間
◊ JR東京駅(東北新幹線)→宇都宮駅(日光線)→日光駅在来線を使用した場合:所要時間は2時間半
◊ JR東京駅(宇都宮線)→宇都宮駅(日光線)→日光駅

所要時間の差は30分ほどですが、料金は新幹線をした場合の半分にセーブできます。

日光駅から日光東照宮へは、徒歩だと45分ほどかかるため、バスかタクシーを利用します。
東武バス日光の「中禅寺温泉」または「湯元温泉」行きを利用し、「神橋」下車で徒歩約8分。
または「表参道」で下車すれば東照宮までは徒歩約2分です。

JR日光駅、東武日光駅から日光東照宮までは、東武日光のシャトルバス「世界遺産めぐりバス」も
10分おきに出発しています。

1日に何回でも乗り降り自由のチケットが500円であります。
乗車券は、東武日光駅ツーリストセンターか、JR日光駅のみどりの窓口で購入できます。

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日光東照宮

Nikko Toshogu

日光東照宮は、織田信長や豊臣秀吉と並び「戦国の三大武将」のひとりに数えられながら、
100年も続いた戦国時代に終止符をうち、江戸幕府を開いた初代将軍・徳川家康公を神として祀り、
彼の墓所とする神社です。

家康公の死後、2代将軍秀忠が「東照社」と呼ばれたシンプルなお堂を造り、その後3代将軍家光により
豪華絢爛な社殿へと再建されました。

そして、1999年には長い歴史で受け継がれた信仰の姿と優れた建築群が評価され、二荒山神社、
輪王寺とともに「日光の社寺」として世界遺産に登録されました。

全国各地から集められた名工による繊細な浮彫り

Nikko Toshogu

日光東照宮の見どころは、建造物や門に施された繊細かつ豪華絢爛な浮彫です。

境内には、豪華絢爛なる国宝8棟、重要文化財34棟を含む55棟の建造物が建ち並び、その建物には
漆や極彩色がほどこされ、全国各地から集められた名工により龍や猿、猫など動物をモチーフにした
多数の彫刻で飾られています。各浮彫には、ことわざやエピソードが秘められていて大変興味深いです。

華麗な彫刻が施された陽明門

nikko toshogu

華麗な彫刻で飾られた陽明門は、神の領域に入るものを見張るため建てられたと言われています。
金と白のコントラストが印象的なこの門には、金箔が24万枚も使用され中国の故事や歴史上の人物、
龍など508の江戸時代の最高技術を結集した彫刻が施され、ずっと見ていても飽きないとして、
「日暮の門(ひぐらしのもん)」という別名がつけられたほどです。

日光東照宮は華麗な彫刻が楽しめるパワースポット!
日光東照宮のパワースポットや浮彫、家康公の墓所「奥の宮」などを別記事で紹介しています。

名称:日光東照宮
住所:栃木県日光市山内2301
アクセス:JR日光駅から東武バスで約7分、バス停「神橋」から徒歩約8分
拝観時間:4月~10月 8:00~17:00 / 11月~3月 8:00~16:00
(受付は閉門30分前に終了します。)
拝観料:大人・高校生1,300円、小・中学生450円
日光東照宮公式サイト

東照宮宝物館

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徳川家康公御着用の「南蛮胴具足」(重文)や名刀「勝光宗光」(重文)などの刀剣類、
寛永の大造替に際して上棟祭に用いられた「大工道具及び箱」(国宝)、「東照社縁起」(重文)、
家康公御画像など、家康公の遺愛品をはじめ、朝廷や将軍家・大名家からの奉納品、
当宮の祭器具などが展示公開されています。

陽明門をCGで細密に記録したバーチャルリアリティ映像や、徳川家康公の幼年期や青年期を中心に、
アニメで見ることがでるシアターがあり、アニメで見るせいかストーリーが理解しやすく、
イタリアで育った私の娘は、このアニメを見て徳川家康という人物が理解できて喜んでいました。

名称:日光東照宮宝物館
開館時間:4/1~10/31 9:00~17:00、11/1~3/31 9:00~16:00
※受付終了は閉館30分前
入館料:大人・高校生 1,000円 / 小・中学生 400円
日光東照宮とのセット券があります。詳しくは公式サイトから

日光山輪王寺

Nikkozan rinnoji temple

輪王寺は、奈良時代に日光開山の祖である勝道上人が四本龍寺を建てたのがはじまりで、
比叡山や東叡山とともに天台宗の三本山の一つに数えられています。

平安時代には空海や円仁など高層の来山伝説で一大霊場として栄え、黄金に輝く3体のご本尊や
天空回廊など、22件の国宝・重要文化財の数々が保存されています。

Nikkozan rinnoji temple

輪王寺の見どころは、「三仏堂エリア」と「大猷院エリア」です。
三仏堂は東日本では最も大きい木造建築物で、創設は平安時代まで遡り、お堂の中には黄金に輝く
日光三社権現本地物のご本尊が祀られています。

残念ながら写真撮影禁止なので、しっかりと目に焼き付けてきてください。

大猷院は三代将軍徳川家光公の墓所で、「祖父を凌いではならない」という家光公の意向を踏まえた
控えめなつくりといわれていますが、華麗な装飾がされています。
大猷院は、本堂から10分ほどの距離にあります。

名称:日光山輪王寺
住所:栃木県日光市山内2300
見学時間:4月〜10月 午前8時〜午後5時
11月〜3月 午前8時〜午後4時
※拝観受付は閉門30分前まで拝観料:セット券(三仏堂・大猷院):大人 900円/小中学生 400円
単独拝観 三仏堂:大人 400円/ 小中学生 200円
単独拝観 大猷院:大人 550円/ 小中学生 250円
単独拝観 宝物殿・逍遥園 大人 300円/ 小中学生 100円アクセス:JR日光駅、東部日光駅より「世界遺産めぐり」バスで約10分
「勝道上人像前」(三仏堂に近い)もしくは、「表参道」下車(日光山輪王寺・東照宮正面参道)日光山輪王寺公式サイト

 

神橋

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神橋(しんきょう)は、二荒山(男体山)をご神体としてまつる二荒山神社の建造物で、
日光山内の入り口にかかる木造朱塗りの美しい橋です。

朱塗りの橋になったのは1636年の東照宮の大造替のときで、日本三大奇橋の1つに数えられています。
橋の通行料は300円ですが、人気のある撮影スポットです。

名称:神橋
住所:栃木県日光市上鉢石町
アクセス:JR日光駅・東武日光駅より徒歩20分または駅前バスにて5分
通行料:300円

まとめ

JRパスで移動中だったので、新幹線の停車する宇都宮に宿泊し日光線で向かったので効率よく観光できましたが、夕方新幹線で移動する為、日光東照宮の周辺を見る時間しかありませんでした。

東照宮や輪王寺は世界遺産に登録されたというだけあり、神社や寺といっても豪華絢爛なものでした。

そして、緑の自然に囲まれた場所を散策できたので、神様からのパワーだけでなく、
自然のエネルギーも吸収してリフレッシュできました。日光っていいですね~。

今度は、今回見れなかった二荒山神社や江戸ワンダーランド日光江戸村東武ワールドスクウェアなどの
アミューズメント施設にも訪れてみたいです。

Ready to Land
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