滝の音をききながら世界で初めての絵画庭園「京都府立陶板名画の庭」を散策!

Kyoto,Garden of fine Art近畿
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今回訪れたのは、京都府立植物園に隣接する京都府立陶板名画の庭です。
地下鉄・北山駅の3番出口を出てすぐ横に入り口があるので、京都に詳しくなくても迷わずたどり着けます!

入り口に向かうと、滝の音とともにクロード・モネの『睡蓮・朝』が水面に見えてきました!
そして、見覚えのある建築構造の中に、一度は見たことのある名画が目に飛び込んできました。

 

京都府立陶板名画の庭とは?

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京都府立陶板名画の庭は、日本を代表する建築家・安藤忠雄氏が設計した施設に、
陶板で再現された世界の名画8点を展示した屋外で鑑賞できる世界で初めての絵画庭園です!

安藤忠雄氏の施設でよく目にする緩やかなスロープで地下2階まで降りていき、3層の回廊から美しい
陶板絵画を観賞できるように構成されています。

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陶板で名画の美しさを忠実に再現された庭園にはプールや滝が設けられ、水面に反射した光のきらめきや
滝のように激しく流れる音と光の演出で絵画の表情が変化し、屋内の美術館とはまた違った
新鮮なアートが楽しめます! しかも驚いたことに、入場が100円です!

陶板画とは?

この陶板画とは、原画を撮影したポジフィルムを元に、写真製版技術により陶製の板に転写し焼成したもので、その性質上、変色や腐食が起こらないので、屋外にあっても永く保存することができるそうです。

Wikipedia [ 京都府立陶板名画の庭 ] 参照

陶板名画というと、徳島県の鳴門市にある大塚国際美術館を思い浮かべますが、こちらも同じ
大塚オーミ陶業が制作に携わっています。

京都府立陶板名画の庭には

展示されている絵画は世界の名画8点が選ばれており、そのうち4点は1990年の国際花と緑の博覧会の為に
制作され、安藤忠雄氏の設計によるパヴィリオン『名画の庭』に展示されていたそうです。

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ミラノの サンタ・マリア・デル・グラツィエ修道院に展示されているレオナルド・ダ・ヴィンチの
「最後の晩餐 」はほぼ原寸大(432cm x 886cm)で製作されています。

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バチカンのシスティナ礼拝堂に描かれたミケランジェロのフレスコ画「最後の審判」も、ほぼ原寸大
(1430cm x 1309cm)で製作されています。

「最後の審判」は、大塚国際美術館で何年も前に見たのを覚えていますが、このような大掛かりな作品には
陶板が何枚使われているのかなぁ~と考えたことがありました。
一枚の絵を描くわけではないので、正確さが要されるのだろうと思いますが・・・

【京都府立陶板名画の庭に展示されている8点の名画】

・『睡蓮・朝』 クロード・モネ
・『鳥獣人物戯画』  伝・鳥羽僧正
・『最後の審判 』 ミケランジェロ
・『最後の晩餐』  レオナルド・ダ・ヴィンチ
・『清明上河図』  清院本
・『ラ・グランド・ジャット島の日曜日』  スーラ
・『テラスにて』  ルノアール
・『糸杉と星の道』  ゴッホ

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基本情報とアクセス

京都府立陶板名画の庭 [ Garden of Fine Arts Kyoto ]

〒606-0823 京都市左京区下鴨半木町 (京都府立植物園北山門出口東隣)

京都駅からアクセスする場合:
市営地下鉄烏丸線「国際会館行」 約16分 北山駅下車
3番出口を出て東へ徒歩約1分

見学時間:9:00〜17:00(入園は16:30まで)
休園日:12月28日~1月4日
入場料:¥ 100
京都府立陶板名画の庭 公式ページ

 

まとめ

「どんな庭園なのかな…?」くらいの気持ちで訪れた京都府立陶板名画の庭ですが、
滝の音を聞きながら、屋外に展示された名画をゆっくり鑑賞できるって本当にいいです!

日の光を浴びた名画を色々な角度からみたり、滝の音の演出効果には癒されました。
入場料は100円ですが、100円以上の価値があると思います。
もちろん本物ではありませんが、実物に忠実に制作されており、殆どの作品が原寸大なので
迫力がありました。

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