ベルリンの観光スポットは市内に点在しているので、短時間で数多くのスポットを廻るには、
ホテルの位置と地下鉄やバスなどの公共の交通機関を最大限に使うことがポイントです!
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このページでは、ローマ在住の親子がベルリンで公共交通機関を最大限に使って分かった
地下鉄やバスの仕組み、切符の買い方、乗り方、注意点などを紹介します。
また、限られた時間でベルリンを広く浅く観光したい場合は、観光スポットを巡回する乗り降り自由な
2 階建てバスツアー を利用を検討してみてもいいかもしれません。
ブランデンブルク門、国会議事堂、アレクサンダー広場、イースト サイド ギャラリーなど、ベルリンの
観光スポットを日本語の音声ガイドの説明を聞きながらバスのデッキから眺めることができるので、
公共交通機関を利用して自分の足で廻るよりは、ずっとストレスフリーです。
ベルリンの公共交通機関について
ベルリンの見学スポットは広い市内に点在しているので、徒歩で観光というのは難しいですが、
公共交通機関を使うと短時間で快適に多くの観光スポットを廻ることが出来ます。
ベルリンの主な交通機関は、電車[Sバーン]、地下鉄[Uバーン]、バス、トラム、フェリーです。
その中でも、市内観光で利用率の高い乗り物は、地下鉄とバスです。
これを乗りこなすことによって、ベルリンの過ごし方が大きく変わってきます!
チケットの種類と料金について
チケットは、Sバーン、Uバーン、バス、トラム、すべて同じチケットで乗車できるので、
いちいちチケットを買い替える必要がないので、交通機関が利用しやすくなっています。
1日ベルリンを観光するのであれば、バスやメトロを合わせて3回は乗車することになると思うので、
1日券を購入するのが得です!
短距離券 | Uバーン・Sバーンの3駅内(乗り継ぎ可能) バス・トラムは、6停留所以内(乗り換え不可) | € 2,40 (1,90) |
1回券 | AB区間 2時間有効(乗り継ぎ可能) | € 3,50 (2,20) |
BC区間 2時間有効(乗り継ぎ可能) | € 4,00 (2,70) | |
ABC区間 2時間有効(乗り継ぎ可能) | € 4,40 (3,20) | |
1日券 | AB区間 翌日午前3時まで有効 | € 9,90 (6,50) |
BC区間 翌日午前3時まで有効 | € 10,40 (6,80) | |
ABC区間 翌日午前3時まで有効 | € 11,40 (7,00) |
( ) の料金は6~14歳までの割引料金です。
詳しい情報は VBB の公式サイトで確認 (2024年7月現在の情報)
電車[ S-Bahn ] の利用の仕方
電車のことを S-bahn(Sバーン) といい、表示は「S」です。
ブランデンブルグ空港などへ行くエアポートエクスプレスなども、同じチケットで乗車できます。
ただし、ベルリン市内と空港間は ABC区間のチケットが必要です。
ベルリン市内を観光してから空港へ向かう場合や、空港からベルリン市内へアクセスした後、
市内観光ができる時間帯であれば、1日券を購入する方が得な場合もあります。
主な観光スポットに近い駅は、 Alexanderplaz 、Friedrichstrasse 、Hauptbahnhof 、
Zoologischer Garten、 Charlottenburgです。
Sバーンのホームは「改札」というものがなく、誰でも入ることができるので、
チケットを持っていない人も乗車することが出来ますが、検札が来ると罰金を支払うことになります。
また、チケットを持っていても「刻印」していないと有効の切符ではないので、これもダメです!
購入したチケットは、ホームにあるオレンジの刻印機で必ず刻印することを忘れないようにしましょう。
地下鉄 [ U-Bahn ] の利用の仕方
地下鉄を 「Uバーン (U-bahn)」 といい、入り口には「U 」のマークと駅の名前が記されています。
チケットはホームの手前に券売機があるので、そこで購入できます。
英語の表示もあり、クレジットカードでも購入できるので、難しくはないと思いますが、
日本とは違い、先にチケットの種類を選択してから支払います。
Sバーンの説明で刻印についても説明しましたが、Uバーンも同じように改札なしでホームに入れます。
チケットを購入したら、必ず刻印機で刻印してから乗車しましょう。
地下鉄は旧と新型が走っていますが、旧型の方は向かいの座席との距離があまり広くありません。
窓ガラスは、すべてブランデンブルク門のデザインでオシャレです!
降乗車時には、ドアについているボタンを押してドアを開けることを覚えておきましょう。
待っていてもドアは開かないので、ご注意を!
バス [BUS] の利用の仕方
街中にあるバス停です。
屋根のついたバス停もあれば、ここがバス停かな~という感じの所もありますが、
Hのマークの看板の下に停留所の名前とバスの番号があるので、しっかりと確認してから待ちましょう。
100番・200番のバスは、観光スポットの近くに停車し頻繁にくるので、
ツーリストの最も利用しやすいバスになるので、覚えておきましょう。
観光スポットの近くのバス停では、バスの番号と到着時間を知らせる電光掲示板が立っていて、
乗りたいバスの待ち時間がわかるので便利です。
市内を廻るには、AB区間のシングルチケット、もしくは1日券が便利です!
1日券なら3回乗ればもとが取れるし、3回以上は必ず利用すると思うので得です。
乗り場付近でチケットが購入できない場合は、バスの運転手からも購入できます。
車内で購入すると、日付と時間も刻印済みですが、お釣りがいらないように現金を用意しておきましょう。
チケットを持っている場合は、車内の刻印機で刻印して有効にします。
1日券は最初に刻印すれば、あとはそのまま乗車できます!
バスには3つドアがありますが、チケットを買う場合は1番前のドアから乗車します。
降りるときは、STOPボタンを押して、降車のリクエストし、
停留所についたら、ドアのボタンを押してバスのドアを開けます。
これで、地下鉄とバスの予備知識は、ばっちりですね ❢
また、観光スポットをじっくり廻る計画であれば、美術館やレストラン、ショッピングなどの優待割引や、
ベルリン市内の公共交通機関が乗り放題という特典付の Easy City Pass Berlin の購入がお勧めです。
最後に...
交通機関の利用方法を説明しましたが、ベルリンはすべて同じチケットで乗車できるのでシンプルです。
地下鉄は目的地に早く辿り着けますが、バスは車窓から景色を見ながら目的地にアクセスできるので、
利用しているうちに位置関係が分かるようになるのがメリットです!
そして、私たち親子が知らない都市で時間のロスなしで移動しているのは、グーグールマップのおかげです。
海外でスマホが使えると、交通機関の路線やストライキなど突然のアクシデント情報などが入手できますし、
グーグルマップで観光スポットの位置を確認したり、迷わず目的地に到着できるメリットがあるので、
海外旅行がより楽しくなります!
だからと言って携帯でローミングして、帰国後に高額の通話料を支払うという状況は避けたいので、
海外専用グローバルWiFi などをレンタルするか、スマホだけの接続でよければ、ヨーロッパ用の
トラベル eSIM を購入するのもいいかと思います。スマホがeSIMに対応しているか確認が必要です。