言葉が分かれば旅はもっと楽しくなる|ヨーロッパ旅行におすすめの語学アプリ4選

旅のことば
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初めてのヨーロッパ旅行では、

現地のレストランで注文をしたり、ホテルでチェックインをしたり…
英語だけでも意外と困ることはなく、「なんとかなるものだな」と感じた方も多いのではないでしょうか。

私も最初はそうでした。

でも、旅を重ねるうちに、「英語は通じる。でも、何か物足りない。」と感じるようになったのです。

30年前、私が「イタリアに住みたい!」と思った頃は、
本やテレビ、ラジオを頼りにイタリア語を勉強していました。

当時は、今のような便利で楽しい語学アプリはありません。

もし、スマートフォン一つでゲーム感覚に学べる語学アプリがあったら、
もっと気軽にイタリア語を身につけられたのではないかと、少しうらやましく思います。

今は、現地では翻訳アプリを使いながら会話をしたり、
旅行前のスキマ時間にスマートフォンで現地の言葉を学んだりできる時代です。

しかも、最初から難しい文法を覚える必要はありません。

「こんにちは」

「ありがとう」

「いくらですか?」

そんな一言だけでも、旅は驚くほど変わります。

この記事では、旅行好きの方におすすめしたい語学アプリをご紹介します。

でも、それ以上にお伝えしたいのは、
「言葉が少し話せるだけで、旅はもっと楽しくなる」ということです。

言葉が分かると何が変わる?

ローマで暮らして30年近くなります。

ヨーロッパ旅行では美しい広場や教会、歴史ある建造物など、たくさんのスポットを見てきましたが、
旅の思い出は、美しい景色だけではありません。

今振り返って一番心に残っているのは、建物や景色ではなく、人との何気ない会話です。
現地の人と笑顔で交わした、ほんの短い会話が、一生忘れられない思い出になることがあります。

レストランでおすすめを教えてもらったこと。

市場で料理の仕方を教えてもらったこと。

バールで笑顔を交わしたこと。

そんな小さな出来事が、旅を特別な思い出にしてくれました。

だから私は、旅に出る前に少しだけ現地の言葉を覚えていきます。

 

英語だけでも旅はできる。でも、現地の言葉で旅は変わる

初めてイタリアを訪れたとき、ローマの小さなバールで見た光景が今でも忘れられません。

店内には、地元の人たちが次々とやってきます。

「チャオ!」
「元気?」

店員さんと笑顔で言葉を交わしながら、エスプレッソを一杯飲み、颯爽とでていく。
映画のワンシーンのような、とてもイタリアらしい風景でした。

私はその様子を眺めながら、

「私もイタリア語で話せたらいいのにな。」

と、心から思ったのを覚えています。

もちろん、英語でも注文はできます。

“A cup of coffee, please.”

そう言えば、コーヒーはちゃんと出てきます。

でも返ってくるのは、”Thank you.”

そのあと店員さんは、また楽しそうにイタリア語で常連さんとの会話へ戻っていきました。

英語は通じました。

でも、私はまだ「あの温かい輪」の外にいたのです。

その時、「次はイタリア語で話してみたい」という気持ちが芽生えました。

イタリア語って食べ物に例えた面白い言い回しがたくさんあります。
そのひとつが、「PIZZA」です。▶ イタリア語って面白い!イタリア人の会話は辞書には載ってない言い回しでいっぱい!

 

旅で使う言葉は意外とシンプル

「現地の言葉を勉強する」と聞くと、
「難しい文法やたくさんの単語を覚えなければならない。」と思うかもしれません。

でも、旅行で実際によく使う言葉は意外とシンプルです。

例えば、

• こんにちは
• ありがとう
• お願いします
• いくらですか?
• お会計をお願いします

など、短いフレーズを覚えているだけでも、旅先で使える場面はたくさんあります。

最初は英語だけでも大丈夫です。

でも、その中に旅する国の言葉を一言添えてみるだけで、
お店の人やホテルのスタッフの表情がふっとやわらぐ瞬間があります。

完璧な発音や文法で話す必要はありません。

「話してみよう」という気持ちは、きっと相手にも伝わります。

だから私は、旅行前にその国の挨拶や「ありがとう」だけでも覚えていくようにしています。

 言葉が少し話せるだけで、旅はもっと温かくなる

ヨーロッパを旅していると、現地の言葉が少し話せるだけで、
人との距離がぐっと近くなるのを何度も感じてきました。

パリのあるレストランでは、「今日のおすすめはありますか?」と、おぼつかないフランス語で
尋ねてみると、メニューには載っていない季節限定の料理をすすめてくれました。

ブダペストの市場では、「これは何ですか?」と珍しい野菜について聞くと、
食べ方を丁寧に教えてくれたり、「これも一緒に使うとおいしいよ」
とハーブをおまけしてくれたりしたこともあります。

クラクフでは、英語が通じない年配の女性に片言のポーランド語で道を尋ねると、
目的地の近くまで一緒に歩いて案内してくれました。

最初は少し無愛想に見えた人でも、現地の言葉を交わした瞬間に笑顔になり、
まるで昔からの知り合いのように接してくれる。

そんな経験を重ねるうちに、旅先で話す言葉は完璧である必要はないのだと感じるようになりました。

たった一言の挨拶や「ありがとう」だけでも、
その国の言葉で伝えようとする気持ちは、相手にもちゃんと伝わります。

そして、その小さな会話がきっかけで、その土地の人との距離が縮まり、
ガイドブックには載っていない旅の思い出が生まれることも少なくありません。

それが、言葉を勉強する理由です。

 

まずは英語から。そして旅する国の言葉へ

海外旅行へ行くなら、やはり英語は心強い存在です。

ホテルのチェックインや空港、駅など、英語を使う場面はたくさんあります。

そのため、「まずは旅行英語を少し復習してみよう」という気持ちで学び始めるのも、
とても良いスタートです。

でも、旅を重ねるうちに、不思議な変化が起こります。

イタリアではイタリア語。

フランスではフランス語。

ドイツではドイツ語。

「こんにちは。」

「ありがとう。」

たった一言でも現地の言葉で伝えられると、それだけで旅はもっと楽しくなります。

そして、その楽しさを知ると、「次はもう少し話せるようになりたい」と自然に思うようになります。

語学の勉強は、「資格を取るため」や「仕事のため」だけではありません。

次の旅をもっと楽しむため。

それだけでも、始める理由としては十分です。

「次の旅でも話してみたい。」

その気持ちが、一番の原動力になるのだと思います。

ここからは、旅行好きの方におすすめしたい4つの語学アプリをご紹介します。

まずは英語から。そして旅する国の言葉へ。

 

旅のスタイルに合わせてアプリを選ぼう

語学アプリには、それぞれ特徴があります。

• 旅行英語を思い出したい人。
• 旅行前に現地で使うフレーズを覚えたい人。
• 旅行をきっかけに、もっと話せるようになりたい人。

それぞれきっかけが異なるので、「一番人気のアプリ」を選ぶことではなく、
自分の目的に合ったものを選ぶことが大切です。

私がおすすめしたい4つのアプリを、旅のスタイル別にまとめました。

旅のステージ おすすめ
まずは外国語に慣れたい Duolingo
旅行前にフレーズを覚えたい Mondly
もっと話せるようになりたい Busuu
本格的に語学を身につけたい Babbel

こんな旅におすすめ

• Duolingo:ヨーロッパ周遊旅行で複数の言語に触れてみたい人
• Mondly:ヨーロッパ旅行前に現地で使うフレーズを覚えたい人
• Busuu:ヨーロッパへの長期滞在・留学を考えている人
• Babbel:ヨーロッパで生活できる語学力を身につけたい人

それでは、それぞれ4つのアプリの特徴を詳しくご紹介します。

 

まずは音に慣れることから始めたいならDuolingo

duolingo

「英語から長く離れてしまった…」
「まずは旅行先の言葉に慣れたい。」

そんな方にぴったりなのが Duolingo です。

こんな人におすすめ

• 英語を思い出したい
• 勉強が苦手でも続けたい
• いろいろな言語を試してみたい
• 初めて外国語を学ぶ

 

Duolingoの特徴

ゲーム感覚で進められる人気の語学アプリです。

挨拶や自己紹介などの基礎から学べるので、語学学習の第一歩に向いています。

日本語から学べるコースは、英語をはじめ、フランス語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語など
8言語に対応しています。英語コースに切り替えることで、さらに多くの言語を学ぶこともできます。

私が使って感じたこと

Duolingoは、今でも毎日続けているお気に入りのアプリです。

英語を復習しながら、フィンランド語やポーランド語など、
日本語では学べない言語も英語経由で学習しています。

「今日は勉強しよう」と気負わなくても、ゲームをするような感覚で続けられるので、
忙しい日でも自然とアプリを開いてしまいます。

旅行で複数の国を巡ることが多いヨーロッパ旅行では、
いろいろな言葉を少しずつ学べる点も魅力だと感じています。

気になった点

無料でも十分利用できますが、無制限で学習するには有料プランが必要です。

また、内容は初級〜中級レベルが中心なので、
より高度な会話力を身につけたい方には少し物足りなく感じるかもしれません。

Duolingo の公式サイトをみる

 

次の旅行までに現地の言葉を覚えたいならMondly

mondly

「旅行まであと1か月。」
「ホテルやレストランで使うフレーズだけでも覚えたい。」

そんな旅行前の学習におすすめなのが Mondly です。

こんな人におすすめ

• 海外旅行を控えている
• ホテルやレストランで話してみたい
• 旅行で使う会話を優先して覚えたい

Mondlyの特徴

ホテル・レストラン・買い物・交通機関など、旅行シーンごとの会話を効率よく学べます。

チャットボットとの会話練習もあり、旅先でのやり取りをイメージしながら練習できます。

 

私が使って感じたこと

旅行で本当に使いそうなフレーズがまとまっているので、短期間で準備したいときに便利でした。

まずは旅行英語を復習し、そのあと訪れる国の言葉へ切り替えて学習すると、
旅行前の予習として使いやすいと感じました。

気になった点

デイリーレッスン以外は有料プランが中心です。

また、会話練習では発音が正しくないと認識されないこともあり、
自然と発音を意識するようになります。

Mondly の公式サイトをみる

 

旅行をきっかけにもっと話せるようになりたいならBusuu

busuu

旅行だけで終わらず、「もっと話せるようになりたい」と思ったら Busuu がおすすめです。

こんな人におすすめ

• 旅行会話から日常会話へレベルアップしたい
• ネイティブらしい表現を身につけたい
• 将来、仕事や留学にも役立てたい

Busuuの特徴

基礎から中上級まで体系的に学べるカリキュラムが用意されています。

作文や音声をネイティブユーザーに添削してもらえるのが大きな特徴で、
教科書だけでは学びにくい自然な表現を身につけることができます。

私が使って感じたこと

Busuuも現在利用しているアプリの一つです。

学習が進むにつれて難易度も上がるため、「もっと話せるようになりたい」
という気持ちがある人ほど続けやすいと思います。

特に、ネイティブから直接添削してもらえる機能はとても勉強になります。

私自身も日本語学習者の添削を行っていますが、
教える側を経験することで、自分の理解も深まると感じています。

気になった点

基本機能は無料でも利用できますが、便利な機能は有料プランになります。

Busuu の公式サイトをみる

 

本格的に語学を学びたい人ならBabbel

babbel

「旅行のため」だけでなく、語学そのものをしっかり身につけたい方には Babbel が人気です。

こんな人におすすめ

• 英語で学習できる
• 語学を本格的に身につけたい
• CEFRに沿って体系的に学びたい

Babbelの特徴

Babbelは、ヨーロッパ共通の語学基準(CEFR)に準拠した
カリキュラムを採用している有料の語学アプリです。

旅行会話だけでなく、文法や日常会話まで体系的に学べるため、
「趣味」ではなく「語学力」として身につけたい人に向いています。

現在は日本語に対応していないため、英語を使って学習を進めるスタイルです。

英語にある程度慣れている人なら、英語を活かしながらフランス語やドイツ語、
スペイン語など他のヨーロッパ言語へステップアップしやすいでしょう。

Babbel の公式サイトをみる

 

迷ったら、この選び方がおすすめ

「どれを選べばいいか迷う…」

そんな方には、まずはDuolingoから始めてみるのがおすすめです。

旅行が近づいてきたらMondlyで旅行フレーズを練習し、
もっと話せるようになりたいと思ったらBusuuやBabbelへ進むのも一つの方法です。

最初から完璧なアプリを探す必要はありません。

「まずは毎日5分続けてみること」。

それが、次の旅をもっと楽しくする第一歩になると思います

まとめ

次の旅では、

「こんにちは。」

「ありがとう。」

その一言を現地の言葉で伝えてみませんか。

完璧に話せなくても大丈夫。

その一歩が、きっと旅をもっと楽しくしてくれるはずです。

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