これだけは見たい!3日で廻るロンドンの観光スポット!
ロンドン3日目は、ロンドン塔やタワーブリッジ方面へチューブでアクセスして、赤いボディの
2階建てバス「ダブルデッカー」の「世界遺産ルート」で、市内中心地まで戻ってくるコースを紹介します。
ロンドン塔
1000年近くの歴史をもち世界遺産に登録されたロンドン塔は、王の住まい、要塞、牢獄、
王室の財宝保管所、銀行、動物園など多くの役割を担ってきました。
そして、かつては多くの王族や貴族、政治犯たちがここに幽閉され、拷問を受け、
処刑されたという血塗られた歴史がある事でも有名です。
動物のモチーフが置かれていますが、1200年この敷地に動物園が設けられていたそうです。
ロンドン塔には、ヘンリー6世、キャサリン(ヘンリー8世の5番目の妻)、シビル・ペン婦人、
プリンス・エドワードの看護師などの幽霊が住んでるということが語り継がれています。
今でも敷地内には5~6羽のカラスを見かけますが、ロンドン塔のカラスが死んだり飛んだりすると、
「王冠は崩壊し、それと主にイギリスも崩壊する…」という言い伝えがあったそうです。
そのため、ロンドン塔敷地内には、常に6羽のカラスが遠くに飛べないように羽を切って
飼われていたといいます。そして、カラスが飛ぶごとに、予告があったともいわれています。
ジュエルハウスには、クラウン・ジュエルや世界最大のダイヤモンドなど豪華絢爛な
王室の宝が展示されているので必見です。
タワー・ブリッジ
1894年に完成したロンドンのシンボル、タワー・ブリッジは、上下二層の現役の跳開橋です。
中には展望通路や歴史博物館があり、開閉のためのエンジンルームも見学が可能です。
上階のガラス張りのフロアでは、空中浮遊体験やロンドンの絶景を楽しむこともできます。
シャード
細長いピラミッド状のガラス張りの建物が大空に目がけて立ちすくむ姿は、
遠くから見ても迫力があります。尖塔までの高さは、310m。
244mの展望台からは、テムズ川によって分けられるロンドンの街並みを楽しむことができます。。
このほかにもロンドン・アイやタワー・ブリッジ、サン・ポール大聖堂などからも
ロンドンの街並みを見渡せます。
ミレニウム・ブリッジ
セント・ポール大聖堂から対岸のテート・モダンまでを結ぶ325mの歩行者専用の橋は、2000年の
ミレニアム事業で、「優雅な剣・光の翼」をテーマに100年ぶりにテムズ川にかけられた橋。
有名な建築家ノーマン・フォスターと偉大な彫刻家アントニー・カーロがデザインしたことで
話題になったミレニウム・ブリッジ。
2000年6月10日に開通したプレミアム・ブリッジは、横揺れが激しく開通の2日後に閉鎖され、
再開通には2年もかかっています。
セント・ポール大聖堂
キリストの12使徒の1人聖パウロに捧げられた歴史ある教会「セント・ポール大聖堂」。
バロック建築の傑作と言われる緻密なモザイクが施されたドームは、ヴァチカン市国の
サン・ピエトロ大聖堂に次ぐ2番目の大きさです。
ドームには階段でアクセスでき(有料)、そこからはロンドンの街並みを眺めることができます。
また、1981年にチャールズ皇太子と故ダイアナ妃の挙式があったことでも知られている教会です。
2階建てバス「ダブルデッカー」に乗ってみる
ロンドンというと黒いレトロのタクシーや赤い2階建てのバスをイメージしませんか?
街中で見かける赤い2階建てバスは、600以上の路線があり5~10分間隔で運行されています。
路線が多すぎてどの番号のバスに乗ればいいかわからないという経験を何度もしましたが、
最近はグーグルマップで検索すれば、どこでどの路線に乗れば目的地に到着するか簡単にわかります。
遺産ルートバスに乗ってみる
このレトロの15番バスは、ロンドン塔からセントポール大聖堂を経由して、
トラファルガー広場まで走る「遺産ルート」といい観光ポイントをおさえたルートバスです。
一度廃止されていたのですが、9番と15番の2ルートだけ、復活されました。
ドアがなく、車掌さんが乗っています。
とても可愛いギンガムチェックの座席が配置されたレトロな車内で、タイムスリップを体験しながら、
ロンドンの街並みがみれます。高い場所から街並みを眺めるのっていいですね。
ロンドンのバスは、このルートバスに限らず殆どが2階建てですが、まれに1階建てのバスも走っています。
交通機関を頻繁に利用する場合は、地下鉄と共通の1日券、トラベルカードでバスに乗車できます。
もしくは、SUICAやICOCAようなチャージ式のICカード(Oyster )を購入しておく必要があります。
地下鉄の駅の自動販売機から購入できます。
まとめ
観光都市ロンドンを3日間のルートに分けて紹介しました。
今回紹介した観光スポットは、ロンドンの観光スポットの1部でしかありません。
私たち親子も頻繁にロンドンを訪れていますが、まだ見たことのない美術館やマーケット、教会、
そして時間があればゆっくりとベンチに座って読書でもしたい広々とした公園が大都会の中に沢山あります。
そして、地区ごとに違った顔を持つロンドンは、面白く活気に満ちた都市でもあります。
今回、Oysterカードを利用したことによって、ストレスの溜まらない公共交通機関を利用した
有意義な観光ができて満足しています。