ローマパスはお得?元は取れる?使い方・対象施設・注意点を徹底解説

コロッセオ・ローマパスイタリア
This blog features affiliate links. If you make a purchase, I may earn a small commission at no extra cost to you.

ローマ観光でよく見かける「ローマパス」。
交通機関が乗り放題になり、美術館や遺跡の入場料もお得になる便利な観光パスですが、
「本当に元は取れるの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、ローマパスは使い方次第でお得にも損にもなるパスです。
特に、訪れる施設の数や観光スタイルによって向き・不向きがはっきり分かれます。

この記事では、ローマ在住者の視点から

・ローマパスは本当にお得なのか
・元が取れる具体的な使い方
・対象施設や注意点

を分かりやすく解説します。

👉 ローマ観光を効率よく回りたい方は、
ローマ観光モデルコース」も参考にしてみてください

ローマパスとは?どんな人にお勧め?

フォロロマーノ

ローマパスは、ローマ市内の公共交通機関 (ATAC) の乗り放題と、美術館や博物館、遺跡などの
観光スポットへの入場無料・割引がセットになった観光用パスです。

こんな人に向いています

✔ 地下鉄やバスを頻繁に利用する人:
毎回切符を買う手間を省き、交通費を節約できます。

✔ 主要な遺跡や美術館を複数巡る人:
入場料の高い施設(コロッセオなど)を無料枠で利用するとお得です。

✔ チケット行列を避けたい人:
一部の施設で専用の入場列を利用でき、待ち時間を短縮できます。

おすすめしない人

✔ あまり美術館に興味のない人:
美術館や博物館、遺跡など、有料の観光スポットに入らない場合は損です。

✔ 徒歩で観光する人:
公共交通機関を使わず徒歩で観光したい人。

ローマパスの種類と料金

ローマパスは2種類あり、その違いは「無料入場の回数」と「有効期限」です。

・ 48時間(ROMA PASS 48hours): 38ユーロ
・ 72時間(ROMA PASS 72hours): 62,9ユーロ

ローマパスに含まれる内容

✔45以上の美術館・博物館、遺跡などへの入場無料
• ローマパス48 時間:最初の1施設が入場無料
• ローマパス72時間: 最初の2施設が入場無料

✔無料入場の特典使用後は、対象施設45ヶ所以上で割引料金での入場可能
(1施設につき1度のみ)

✔ATACの交通機関が乗り放題
市内の地下鉄(A・B・B1・C線)、バス(ATAC社)、路面電車と一部の鉄道線
(Roma-Lido,Roma-Flaminio Piazza del Popolo-Viterbo,Roma-Giardinetti)も乗り放題

✔ローマ市内の有料トイレ P.Stop の無料利用

有効時間のカウント方法

ローマパスは、最初の施設に入場したときや交通機関への乗車でカウントが始まります。

• ローマパス48時間:利用開始から48時間有効
• ローマパス72時間:利用開始から72時間有効

✔ 対象の美術館や遺跡など、観光スポットの入場の際に「ローマパス」を初めてスキャンした時。
✔ 初めてバスでスキャンした時、地下鉄の改札を通った時、乗車時にアプリ上の有効化ボタンを押した時。

ローマパスで入れる施設

roma

ローマパスでは、ローマ市内の45以上の美術館、博物館、遺跡が対象です。
そのなかでも無料枠(48時間は最初の1つ、72時間は最初の2つ)として選ぶのにおすすめの、
入場料が高い人気施設は以下の通りです!

コロッセオ、フォロ・ロマーノ、パラティーノの丘
Parco Archeologico Colosseo: Colosseo, Foro Romano e Palatino
通常料金:€18

ボルケーゼ美術館
Galleria Borghese
通常料金:€16(予約手数料€2)

• サンタンジェロ城(博物館)
Museo Nazionale di Castel Sant’Angelo
通常料金:€16

カピトリー二美術館
Musei Capitolini
通常料金:€15

• ローマ国立博物館(ディオクレティアヌスの浴場跡、クリプタ バルビ、アルテンプス宮殿、マッシモ宮殿)
Terme di Diocleziano, Crypta Balbi, Palazzo Altemps e Palazzo Massimo
→ 2026年現在クリプタ バルビは修復工事の為閉鎖中
通常料金:共通券:€15

• 国立近代美術館
GNAM:Galleria Nazionale d’Arte Moderna e Contemporanea
通常料金:€ 12~15

• カラカラ浴場
Terme di Caracalla
通常料金:€8

• イタリア国立21世紀美術館
MAXXI – Museo Nazionale delle Arti del XXI secolo
通常料金:€15

• トラヤヌスの市場 (フォーリインペリアル)
Mercati di Traiano Museo dei Fori Imperiali
通常料金:€15

• オスティア・アンティカ
Scavi di Ostia Antica
通常料金:€18

• バルベリーニ宮殿+コルシーニ宮殿
Galleria Nazionale d’Arte Antica di Palazzo Barberini e Palazzo Corsini
通常料金:共通券:€15

 

割引対象外

• バチカン美術館:
ローマ市の観光パスのため、バチカン美術館などのバチカン市国の観光施設は対象外です。
バチカン美術館は、ヴァチカン市国の中にも入れる オムニアカード に含まれています。

• 空港アクセス:
フィウミチーノ空港と市内を結ぶ「レオナルド・エクスプレス」や急行バスには利用できません。

実際に元は取れる?

ローマパスの必要性は、観光の仕方によって変わってくると思いますが、
複数の博物館や美術館に訪問する場合は、お得だと思います。

例えばローマパス72時間(€62,9)を購入した場合、
どこを訪れるかによって、どれくらいお得になるかは違ってきますが、
3つ以上の観光スポットを訪れると十分もとは取れます。

• ATAC乗り放題チケット72時間券:€ 22
• コロッセオ:€18
• ボルケーゼ美術館:€16+€2 (予約手数料(€2)はパスに含まれない)
• サンタンジェロ城:€ 8 (割引特典-€ 8 実費)
合計 € 64

一方、ローマパス48時間(€38)を購入した場合は

• ATAC乗り放題チケット48時間券:€ 15
• コロッセオ:€18
合計:€33

一番料金の高いコロッセオを訪問しても元は取れないので、割引対象の施設を複数訪れる場合のみ
お得になると考えて良いと思いますが、地下鉄やバスの乗車時に、その都度チケットを購入する必要がない
というメリットもあるので、多少損をしても便利なカードには違いありません。

それでは滞在期間2泊3日として、ローマパス72時間(€62,9)を購入した場合はどうでしょう?

• ATAC乗り放題チケット:€ 15 (実際使うのは48時間)
• コロッセオ:€18
• ボルケーゼ美術館:€16+€2 (予約手数料(€2)はパスに含まれない)
• サンタンジェロ城:€8 (割引特典-€8 実費)合計:€ 57

ATAC乗り放題チケットを48時間使って3つの施設に入ると、少しだけ差額がでる程度です。
単純な合計金額では個別購入より高くなることもあるので、公式からでは難しい予約枠が確保
できるための手数料と考えるのが現実的です。

ATACの通常価格(参考のため)
1回券:€ 1.5(打刻してから100分有効)
• 1日券:€ 8.5(打刻してから24時間有効)
• 48時間券: € 15(打刻してから48時間有効)
• 72時間券: € 22(打刻してから72時間有効)

👉 ローマの地下鉄・バスの乗り方やチケットの種類は
ローマ交通完全ガイド」で詳しく解説しています

ローマパスの落とし穴

ローマパスの無料特典を使う順番は自分で選べないので、観光する順番に気を付けてください。

48時間の場合は一番最初の利用施設、72時間券の場合は最初と次の利用施設で、
自動的に無料特典が適応されます。

割引特典を先に利用して、後で無料特典を利用するという使い方はできないので、
最も入場料が高い施設(例:コロッセオ 18ユーロ〜)を無料特典として
最初に持ってくるのがローマパスを最大限に利用するコツです。

割引特典は無料特典が終了した時点から利用可能となります。
基本的に現地でのチケット購入時に適応されるので、窓口で「ローマパス」を提示の上で、
入場チケットを購入することになります。

ローマパス72時間|おすすめモデルプラン

ローマ

ローマパスを最大限活用するなら、順番がとても重要です。

【 1日目 】
午前:コロッセオ(★ローマパス無料枠1)※事前予約必須

午後:フォロ・ロマーノ & パラティーノの丘 (コロッセオと共通チケットなのでそのまま入場)
➔ カンピドーリオ ➔ 真実の口

移動: ATACの地下鉄・バス乗り放題を活用

【 2日目 】
午前:ボルゲーゼ美術館(★ローマパス無料枠2)※事前予約必須

ボルゲーゼ公園を抜けて、歴史地区を散策。
午後:ポポロ広場 ➔ スペイン広場 ➔ トレヴィの泉

移動: ATACの地下鉄・バス乗り放題を活用

【 3日目 】
午前:サン・ピエトロ大聖堂
▶︎バチカン美術館 +システィーナ礼拝堂へ行く場合は、個別でチケットを購入

午後:サンタンジェロ城(★ローマパス割引枠: 3か所目なので割引料金で入場)
➔ ナヴォーナ広場 ➔ パンテオン

夕方:トラステヴェレ散策+ディナー

移動: ATACの地下鉄・バス乗り放題を活用。

✔ 最初に料金の高い施設を入れるのがポイント
✔ 無料枠をムダにしない順番設計が重要です

施設への予約は必要?

予約が推奨される施設はいくつかありますが、必須ではありません。
ただし、コロッセオとボルゲーゼ美術館の2か所は、ローマパスを持っているだけでは入場できず、
事前の日時予約が必須です。また、別途予約手数料(2ユーロ程度)がかかる場合があります。

コロッセオ
ローマパスの無料特典を利用してコロッセオに入場するには、
コロッセオ・ローマパス専用予約ページから、事前の時間予約が必要です。
通常チケットとは予約ページが異なるため注意してください。

👉 予約画面の見方や手順が不安な方は
コロッセオ予約方法完全ガイド」もあわせてチェックしておくと安心です!

• ボルゲーゼ美術館
ローマパスの無料特典と割引特典のどちらを利用する場合も、 ローマパスの予約ページ
romapass.ticketone.it から事前に時間を指定しての入場予約が必要です。(手数料2ユーロ)

私も苦戦した経験がありますが、ボルゲーゼ美術館は人数制限があり、
数日前の予約ができないことがあるため、最低でも2週間前の予約がおすすめです。

👉 初めての方や予約に不安がある方は
ボルゲーゼ美術館の予約方法完全ガイド」もあわせてチェックしておくと安心です!

ローマパスはどこで買える?

ローマパスは、現地の観光案内所、公式サイト、ツアー予約サイトなど複数の方法で購入できますが、
結論から言うと、事前にオンラインで購入するのが一番スムーズでおすすめです。

購入方法は主にこの3つです。

ローマパス公式サイト(デジタル版)


👉 スマホ操作に慣れている人向け

ローマパス公式サイト (オンラインで完了)
(英語・イタリア語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・ポルトガル語対応)
料金:€38 / € 62,9

公式サイト(英語版)で購入したローマパスはデジタル版なので、スマホで完結します。
アプリをダウンロードして、購入後に発行される購入番号(PNR)を入力し、
デジタルカードとしてアプリ上で管理するので、現地受け取りが不要です。

オプショナルツアーサイト


👉 初めての方・操作が不安な方におすすめ

日本語対応のページから予約ができます。(オンラインで購入)
料金: € 59 56

GetYourGuide 公式サイトでは、72時間のパスが割引価格で購入可能です。
現地でパス(カードタイプ)の受け取りが必要ですが、アプリでの管理が苦手な方はこちらがお勧めです。

現地で購入する

ローマ・インフォポイント

👉 あまりおすすめしません(時間ロスの可能性あり)

現地のTourist infopoints (ツーリストインフォポイント)(英語・イタリア語対応)
料金:€38 / € 62.9
空港やローマ市内の観光案内所で購入できます。

結論:どこで買うのが一番いい?

結論から言うと、おすすめの購入方法はこの2つです。

✔ スマホで完結したい人
→ 公式サイト(デジタル版)

✔ 操作が不安・日本語で予約したい人
→ GetYourGuide(現地受け取り)

👉 当日バタバタしないためにも、事前に用意しておくとスムーズに観光できます。

初めての方は日本語で予約できるサイトが安心です!



ローマパスを予約する(日本語OK)



公式サイトで詳細を見る

👉 ローマでの滞在を快適にしたい方は
ローマおすすめホテルエリア」もあわせてチェックしてみてください

まとめ|ローマパスはこう使えばお得

ローマパスは、誰にでもお得なパスではありませんが、
使い方が合えばしっかり元が取れる便利な観光パスです。

特におすすめなのは次のような方です。

✔ 2〜3日で主要スポットをしっかり回る人
✔ 美術館や遺跡を3ヶ所以上訪れる人
✔ 地下鉄やバスを活用して効率よく観光したい人

一方で、徒歩中心の観光や入場施設が少ない場合は、
無理に購入する必要はありません。

迷った場合は、訪れたい施設の合計料金を計算することで、自分に合うか判断できます。
効率よく観光したい方は、事前に準備しておくとスムーズです!

 

 

error

Enjoy this blog? Please spread the word :)

タイトルとURLをコピーしました