1日半で廻る芸術の都ウィーンの観光スポット!

St.stephens Cathedral,Vienna

ウィーンといえば、モーツアルト、ヨハン・シュトラウス2世、グスタフ・クリムトなど
数々の偉大な音楽家や芸術家を生み出した街。

ウィーンの発展は、1278年スイスのハプスブルグ家がウィーンに本拠を移した事から始まり、
世界遺産に登録された歴史地区には何世紀にもわたってハプスブルグ家がつくりあげた華麗な
宮廷文化の面影を残す歴史建造物が見られます。

1日半という限られた時間で廻った、ウィーンの魅力的な観光スポットを紹介します!

ウィーン国際空港から市内へのアクセス手段は、別ページ で紹介しています。


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トラムで旧市街へ

Vienna Tram

夕方にホテルに到着し、早速トラムに乗って市内へアクセスしました。

ウィーン市内では、地下鉄・トラム・バスを1つのチケットで乗り継ぐことができます。
乗車運賃は全て一律なので、乗り継ぎ回数や区間ごとにチケットを買う必要がありません。

トラムの乗車券は、一回乗車券のみ車内に設置された自動券売機から購入できます。

通常の券売機で買うとシングルチケット(1回券)€2,40ですが、車内だと€2,60ユーロと
少し割高なので、券売機を見つけたところで購入しておくようにすればいいと思います。
チケットは車内の刻印機で有効にするので、前もって購入することができます。
チケットの料金や種類は、ウィーン観光サイト で確認できます!

アンカー時計

Ankeruhr, Vienna

旧市街のホーアーマルクト広場にある「アンカー時計(Ankeruhr)」は、保険会社の2つのビルを繋いだ
空中回廊にある華やかな「からくり時計」です。

ブロンズに金箔のアールヌーボーの装飾は、グスタフ・クリムトの同僚だった画家フランツ・マッチ
(Franz Josef Karl Edler von Matsch)によるデザインで、知らなくても一旦足を止めて眺めてしまいます。

からくり時計は1914年に造られ、マルクス・アウレリウスやマリア・テレジア、ハイドンなど、
ウィーンと関わりの深い12人の歴史的人物が1時間ごとに交代で姿を現し、正午には音楽と共に
12人すべてが姿を見せます。

ビデオにする場合は一瞬で終わってしまうので、時間前に行ってスマホを持ち構えててくださいね!

アンカー時計 / Ankeruhr
場所:Hoher Markt 10-11, 1010 Wien

wien

ウィーンの街中にはたくさんの 馬車が行う通りをシュテファン大聖堂へと向かいます。
馬の蹄を聞きながらの街歩きは風情がありますね。

途中、ホットドッグスタンドを発見 !!
ウィーンの街中には、小さなホットドッグスタンドが所々にみられます。

Hot dog stand Kasekrainer, Vienna

パリッと歯ごたえのあるソーセージとあつあつのチーズが入った「ケーゼクライナー 」は、おいしいです!
ウィーン観光のコースにも取り入れてみてください。

ケチャップやマスタードは、好みによって付け足してくれます。

シュテファン大聖堂

Domkirche St.Stephan Wien

ウィーンのシンボル「シュテファン大聖堂 (Stephansdom)は、正面一部のロマネスク様式を除いて
高い天井やステンドグラスの美しいゴシック様式の教会です。教会の一部は無料で見学できます。

3つの尖塔のうち一番高い南側の塔は、137メートルとオーストリアで一番の高さを誇り、
有料で上ることが出来ます。

大聖堂内にはモーツアルトをはじめ、歴史的人物やハプスブルグ家代々の霊廟があり、
モーツアルトの結婚式や葬儀がおこなわれた場所としても有名です。

Stephansdom,Wien

ちなみに10色のタイルでできたモザイク屋根は、寄付をすることによって自分の名前が入るそうです!

シュテファン大聖堂は、カールス教会 (Karlskirche)と並び、本格的なオーケストラのコンサートが
定期的に行われることで有名です。

シュテファン大聖堂 / Stephansdom
場所: 見学時間:(月~土曜) 6:00~22:00 (日曜・祝日) 7:00~22:00
アクセス:U1, U3 [Stephansplatz]下車
公式サイト

 

Domkirche St.Stephan

シュテファン広場を囲むようにお土産店やカフェ、ショップなどが軒を並べています。
また、広場に面して地下鉄の入り口もあり多くの人で賑わっています。

ここから南へケルントナー通りを通ると国立オペラ座へ10分ほどです。

Wien

グラーベン通りは、シュテファン広場から西へと向かう通りでカフェ、レストラン、ショップ、
有名ブランド店などが立ち並び、脇道にはホットドッグスタンドなどの露店もあり活気があります。

Wien

ペスト記念柱

Pestsaeule wien

グラーベン通りにあるペスト記念柱
14世紀ごろヨーロッパで流行ったペストの終息を願って1693年建てられたものです。

ペスト記念柱 / Pestsaeule
場所:Graben 28, 1010 Wien

旧市街の観光後は、地下鉄でプラーターへ

wien
地下鉄の駅は、明るくて広々としています。
改札機というものがないので、チケットはブルーの刻印機に通して刻印する必要があります。
wien u-bahn wien u-bahn
ウィーン市内では、地下鉄・トラム・バスを1つのチケットで乗り継ぐことができます。

地下鉄・トラム・バス共通チケット

Single Ticket (シングルチケット・1回券): € 2,40
24時間券: € 8
48時間券: € 14,10

地下鉄やトラムの駅に券売機(英語表示あり・クレジットカード機能付き)が設置されているので、
チケットの購入は簡単です。詳しくは、Wiener Linen の公式ページ で!

一回乗車券を購入する場合は、チケットの枚数を選択する際に「Validate now(いますぐ有効化する)」
と「Validate later(あとで有効化する)」の2つのボタンが出てきます。

今すぐに乗車券を使用するなら 「Validate now」 を選択すると日時が刻印されるので、
再度刻印機で刻印する必要はありません。Validate laterを選択すれば、翌日以降にでも使用できます。

プラーター/遊園地

Prater Wien

地下鉄 Pratersten の駅を出るとプラーターのシンボル大観覧車が見えています。

「プラーター」は、600万平方メートルの敷地を所有するプラーター公園の中にある遊園地で、
敷地内にはディスコやレストランもあり入園料は無料です。

アトラクションを利用する場合のみ有料なので敷地内を散策するだけでも楽しいです。

遊園地は、観光客よりも地元の人で賑わっているような感じでした。22時を過ぎると、
ミニスカートにハイヒールでディスコに向かう女の子のグループの姿が目立ってきました。

prater wien

ウイーンのシンボル大観覧車は入り口付近にあり、まだ現役です。
映画 「第三の男 (オーソン・ウェールズ) 」や「ジェームス・ボンド シリーズ」
の撮影でも重要な役目を果たしました。

2016年「ヨーロッパ映画文化の記念碑」にも選ばれています。

Prater Wien Prater Wien

遊園地の中には、レトロな乗り物から地上117メートルの空中で回転するブランコなど意外と勇気のいる
アトラクション、お化け屋敷や迷路、70体以上の蝋人形が展示されているマダム・タッソー館など、
その数は250以上にも余ります。

アトラクションはそれぞれの都市によって違うので、見てるだけでも面白いです。
乗り物を楽しみたい人は、アトラクションによって カードが使えない窓口があるので、
現金を用意しておきましょう!

Prater Wien

・・・あった!! 11年前当時10歳と6歳の子供と3人で乗ったタイヤの急流すべり発見です!

遊泳プールなどで、タイヤの上に乗って滑り台から滑ってくるのとよく似てるけど、
遊園地で乗るのはスリル満点!

「タイヤの形のボートに乗ってさあ出発!」と思っていたのが、いきなりエレベーターで頂上まで登り、
そこからかなりのスピードで下まで降りてくるというもの。

通常、急流すべりでも水路を流れながら頂点に行きつくのに、急にエレベーターで高いところへ移され、
そこからいきなりすごいスピードで急流を流れていくとは予想もしていなかったので、
3人で震えあがったのを覚えています。 懐かしいですね…

Prater Wien

あっという間に時間が過ぎて23時を過ぎてしまったので、ホテルへ向かいます。

この時間になると、日中目につかなかった酔っぱらいや怪しそうな人たちが目につきます。
地下鉄の駅もあまり安全ではないので注意です!

プラーター / Prater
場所:Prater
時間:季節によって違うので、公式サイトで確認しましょう。
入場料:無料
アクセス:地下鉄 U1, U2 Praterstern

ウイーンで宿泊したホテル

今回宿泊したホテルは、Hotel Nestroyで Expedia (エクスペディア)から予約しました。
エクスペディアは、無料会員登録することによって会員だけのお得な価格設定や割引があります。

ホテルは、地下鉄やトラムの駅に近くフィットネス施設もあり、部屋も大きくて清潔でした。
素泊まりプランで泊まったので、近くに大きなスーパーが2件もありとても便利でした。

ホテル選びのポイント

宿泊するホテルは市内中心地寄りで、地下鉄の駅とスーパーが近くにあれば便利です。

ホテルの星の数は多いに越したことはありませんが、清潔でリーズナブルであるほうがいいです。
そして、部屋に冷蔵庫・ケトル・WiFi・冷暖房完備されている事が条件です。

ウィーンは人気観光都市なので、ほぼ一年中観光客が途絶えることなく、ホテルの料金も高めに
設定されています。その中でもウイーンの王宮等のある歴史地区は、5つ星の並ぶ高級ホテル街なので、
観光スポットへは徒歩でアクセスできますが、お財布と相談する必要があります。

歴史区・シュテファン大聖堂周辺 の人気ホテル一覧を見る

歴史地区から地下鉄で2・3駅程離れると、4つ星でも適当な価格で泊まれる所があります。
ウィーンは、地下鉄やトラムなどの交通網も行き届いていて、平日は12時過ぎまで、
週末は24時間運行しており、ヨーロッパの中でもかなり治安のよい街だと思うので、
交通機関を使っての夜の外出も可能です。

 

Ready to Land
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