娘と2人で7日間のジャパン・レール・パスを使ってみました。
最初はJRパスの購入を迷いましたが、利用してみてJRを無制限に使って移動ができるということが、
どんなに価値があるものかわかりました。
このページでは、JRパスの購入過程、条件、利用方法、JRパスがどんな人に向いているか
などを 詳しく説明しているので、参考にしてみてください。
JR パスとは?
JRパスとは、ジャパン・レール・パス (Japan Rail Pass)を略した言い方です。
JRパス(Japan Rail Pass)は、外国から日本を観光目的で訪れる人が利用できる特別企画の乗車券で、
JR社の運営する鉄道・バス・フェリーを利用して、日本国内を隈なく経済的に廻ることのできるチケット
...という説明だと「ピン」とこないと思いますが・・・
「JRパスというチケットを使って、期間内に北海道から九州まで新幹線や在来線が乗り放題!」
しかも、「追加料金を払うことなく指定席の予約ができる」と聞くと、日本で生活したことがある
人から見れば、「え~?? 本当? そんな夢のような切符があるんだ!」と思うに違いありません!
どんな旅をする人に向いている?
JRパスは決して安いチケットではありませんが、
新幹線やJRの在来線を何度も利用する旅行では大きな力を発揮します。
私たち親子は7日間のJRパスを利用して、九州・中国・関西・関東を移動しましたが、
イタリア人の友人は東京に滞在しながら、京都や大阪、神戸へ日帰り旅行を楽しんでいました。
このように、同じJRパスでも旅行スタイルによってお得度は大きく変わります。
まずは、JRパスが向いている人と向いていない人を見てみましょう。
| JRパスがおすすめな人 | JRパスがおすすめでない人 |
|---|---|
| 東京・京都・広島・九州など複数都市を周遊する | 東京〜京都を往復するだけ |
| 新幹線を何度も利用する | 1都市に滞在して観光する |
| 7日間で広い範囲を移動する | 移動回数が少ない |
| 日本各地を効率よく巡りたい | 飛行機やLCC中心で移動する |
東京〜新大阪を1往復する程度であれば、JRパスより通常の新幹線チケットの方が安くなる場合があります。
一方で、複数都市を周遊する旅行では、JRパスの価値を実感できるでしょう。
東京・京都・広島・九州など複数都市を周遊する場合は、JRパスがお得になるケースがあります。
どんな人が使える?
ジャパン・レール・パスは、外国から日本を観光目的で訪れる旅行者へのサービスなので、
短期滞在(15日~90日滞在)の外国人と、海外に10年以上在住している日本人が対象になります。
ただし、海外に10年以上住んでいることを証明する「在留証明書」を日本大使館、
もしくは領事館で発行してもらう必要があります。
「在留証明書」は、JRパス購入日の6か月以内に発行されたものが必要です。
JRパスの種類と値段は?
私達は、普通車の7日間パスを購入しましたが、このJRパスを利用してどこへ行って、
何をしたいかによってチケットの種類が変わってくると思います。
実際、指定席も取れて普通車でゆっくり座れたので、この選択は正解でした。
山陽新幹線新(ひかり・こだま 大阪~博多)と九州新幹線の殆どの列車には、
グリーン車が連結されていないので、普通車のパスを購入する方がいいと思います。
| 種類 | グリーン車 | 普通車 | ||
| 区分 | 大人 | 子供 | 大人 | 子供 |
| 7日間 | ¥70,000 | ¥35,000 | ¥50,000 | ¥25,000 |
| 14日間 | ¥110,000 | ¥55,000 | ¥80,000 | ¥40,000 |
| 21日間 | ¥140,000 | ¥70,000 | ¥100,000 | ¥50,000 |
※料金は2026年6月時点のものです。
最新情報はジャパン・レール・パス公式サイトをご確認ください。
海外で購入する場合は、購入時の為替レートによって現地通貨での支払額が変わります。
実際の販売価格は購入先で確認してください。
子供料金について
こども料金は、JRパスの利用時に6歳以上12歳未満に限り適応されます。
12歳以上は、学生でも大人料金になります。
ただし、Web販売サービスは決済日、海外発売は引換証の発行日に11歳であれば、
利用時に12歳でも子供として取り扱われます。
どこで購入できる?
現在は日本国内の駅窓口でのJRパス直接販売が終了しているため、
海外在住者・訪日外国人ともに、公式サイトまたは海外の指定代理店で事前に購入する必要があります。
海外在住の日本人は、購入時に「在留証明書」の提示を求められる場合があるため、
あらかじめ準備しておきましょう。
旅行日程が決まっている場合は、出発前に料金や利用条件を確認しておくと安心です。
購入後は、日本国内の引換所でJRパス本券を受け取ります。
引換時には、購入時と同じ氏名が記載されたパスポートが必要です。
また、日本国籍の方が一時帰国で利用する場合は、日本のパスポート名義で購入する必要があります。
二重国籍の方も、日本のパスポート名義で購入するようにしましょう。
JRパスの引換場所と必要なもの
JRパスは、日本到着後に空港や主要駅にあるJRの引換所で受け取ります。
主な受け取り場所は、
• 成田空港
• 羽田空港
• 関西国際空港
• 東京駅
• 新大阪駅
• 京都駅
などです。
受け取り場所は変更される場合があるため、事前に公式サイトで確認しておきましょう。
引換時に必要なもの
引換時には次の書類が必要です。
| 必要なもの | 対象 |
|---|---|
| JRパス引換証(代理店購入の場合) | 全員 |
| パスポート | 全員 |
| 在留証明書 | 海外在住の日本人 |
海外在住の日本人が利用する場合は、大使館・領事館で発行された在留証明書が必要になります。
入国スタンプに注意
JRパスの利用資格を確認するため、入国時の記録が必要です。
自動化ゲートを利用した場合は、係員に申し出て入国確認を受けるようにしましょう。
また、代理店で購入した引換証は、発行日から3か月以内に引き換える必要があります。
JRパスで利用できる新幹線・利用できない新幹線
JRパスでは、東海道・山陽・九州新幹線の「ひかり」「さくら」「こだま」「つばめ」などが利用可能です。
一方、「のぞみ」と「みずほ」は、以前はJRパスだけでは利用できませんでしたが、
2023年10月以降は専用の追加利用券を購入することで乗車できるようになりました。
そのため、少しでも移動時間を短縮したい場合や、本数の多い列車を利用したい場合は、
「のぞみ」「みずほ」を利用する選択肢もあります。
なお、それ以外の新幹線は、追加利用券を購入しなくても、従来通り利用できます。
| 列車名 | JRパスのみで利用 | 追加料金で利用 |
|---|---|---|
| のぞみ | × | ○ |
| みずほ | × | ○ |
| ひかり | ○ | – |
| さくら | ○ | – |
| こだま | ○ | – |
| つばめ | ○ | – |
JRパスを使った指定席の予約方法については、次の章で詳しく説明します。
JRパスの使い方
JRパスは、新幹線のきっぷと同じサイズのチケットなので、多くの駅で自動改札機を利用できます。
新幹線の自由席を利用する場合は、そのまま改札を通って乗車するだけです。
指定席の予約方法
JRパスでは、殆どの列車で指定席を追加料金なしで予約できます。
指定席の予約方法は次の2つです。
• JRの「みどりの窓口」で予約する
• 指定席券売機で予約する
券売機を利用する場合は、パスポート番号の入力が必要になるため、
パスポートを手元に用意しておきましょう。
また、公式サイトから購入したJRパスであれば、
きっぷ受取前にオンラインで指定席を予約することも可能です。
私自身、最初は「本当に無料で指定席が取れるの?」と半信半疑でしたが、
追加料金なしで何度でも予約・変更でき、とても便利でした。
人気の時間帯は満席になることもあるため、
旅行日程が決まっている場合は早めに予約しておくことをおすすめします。
JRパスで利用できる交通機関

JRパスは新幹線だけでなく、さまざまなJRグループの交通機関で利用できます。
• JRの新幹線
• JR在来線
• JRバス(一部路線を除く)
• JR西日本宮島フェリー
例えば、広島県の宮島へ渡るフェリーもJRパスの対象です。
乗船時にJRパスを提示するだけで利用できます。
また、関西と北陸を結ぶ特急「サンダーバード」などの特急列車も利用可能です。
私が便利だと感じたポイント
JRパスの魅力は、新幹線だけでなく在来線や特急列車も利用できることです。
実際に私たちは九州・中国・関西・北陸・関東を移動しましたが、
その都度きっぷを購入する必要がなく、とてもスムーズに旅行できました。
JRパスを使うとこんな旅ができる
JRパスの最大の魅力は、新幹線を活用して短期間で日本各地を巡れることです。
例えば東京を拠点にしても、
• 京都
• 大阪
• 金沢
• 仙台
• 広島
などへ日帰りで移動することができます。
一方で、訪問エリアが限られている場合は、
全国版JRパスより地域パスの方がお得になるケースもあります。
旅行中の通信環境も準備しておこう
JRパスを活用して移動する際は、Googleマップや乗換案内アプリが欠かせません。
空港や駅には無料Wi-Fiもありますが、常に利用できるとは限らないため、
eSIMやポケットWi-Fiを準備しておくと安心です。
実際にJRパスで7日間周遊したモデルコース
私たちは7日間のJRパスを利用して、九州から北陸・関東まで移動しました。
| 日数 | ルート |
|---|---|
| 1日目 | 関西→長崎 |
| 2日目 | 長崎→博多→小倉 |
| 3日目 | 小倉→広島→宮島 |
| 4日目 | 広島→倉敷→関西 |
| 5日目 | 関西→金沢 |
| 6日目 | 金沢→立山→宇都宮 |
| 7日目 | 日光→東京 |
このルートで感じたこと
JRパスを利用すると、新幹線代を気にせず移動できるため、
短期間でも多くの都市を訪れることができます。
特に、
など、離れたエリアを1週間で巡れたのはJRパスならではのメリットでした。
JRパスと格安航空券を組み合わせるのもおすすめ
14日間パスを購入するか迷っている場合は、JRパスと国内線を組み合わせる方法もあります。
例えば、
• 行きは飛行機で北海道へ
• その後はJRパスで本州を周遊
• 最終目的地から飛行機で帰る
という旅行スタイルです。
長距離区間を飛行機にすることで、移動時間や費用を抑えられる場合もあります。
まとめ
JRパスは値上げ後も、複数都市を新幹線で巡る旅行では大きなメリットがあります。
一方で、訪問エリアが限られている場合は地域パスの方がお得になることもあります。
旅行日程や移動距離を確認し、自分に合ったパスを選びましょう。
値上げ後は、JR全国版のパスと地方版どちらがお得?
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