いってみたいイタリアの街

イタリアはヨーロッパの南部に位置し、地中海に伸びる長靴のような地形をした半島とサルデーニャ島、
シシリー島など周辺の島を合わせ20州から形成されている共和国です。

言語はイタリア語、通貨はユーロです。

気候は日本と似ていて4季に分かれていますが、日本と比べると湿気が少なく過ごしやすい気候です。
時差は、夏季7時間、冬季+8時間遅れです。

イタリアには、ローマやヴェネツィア、ミラノ、フィレンツェ、ナポリ、ピサなどの有名観光都市から
シエナ、オルヴィエートなど、あまりメージャーではない街でも観光スポットが沢山あり、
長い歴史と多くの芸術家が活躍したイタリアは、世界一の世界遺産の所有国でもあります。

ここで紹介する都市は、私たち親子が近年訪れた都市です。

ROMA [ローマ]

Trevi Fountain, Rome
これだけは見たい!ローマの2日観光スポットの記事を読む

「ローマは1日にしてならず・・・」「すべての道はローマに通じる...」

と多くの名言が残されたように、ローマは2000年以上の深い歴史があります。

現在のローマは古代ローマの上に造られた都市なので、古代遺跡と新しい建造物が共存しているため、
街の所々でも気が付かないうちにローマ時代の遺跡を目にすることがあります。

そして、コロッセオやトレヴィの泉、スペイン階段、真実の口などローマの人気観光スポットは、
半径5キロメートルの目に見えない円形の中に点在しているので、観光しやすい街といっていいでしょう。

滞在期間は、2~3日もあれば必見モニュメントを制覇することができます!

 

FIRENZE [ フィレンツェ ]

Florence Italy
街ごと世界遺産!1日で廻るフィレンツェの観光スポット!  の記事を読む

フィレンツェは、フィレンツェを支配した銀行家・政治家であった絶大な権力者
メディチ家の支援のもとでミケランジェロ、ボッティチェリ、ドナテッロ、ヴァザーリなどの
偉大な芸術家が多くの傑作を生みだした場所です。

ドゥオーモ曰く、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂、ウフィッツィ美術館、
ポンテヴェッキオ、アルノ川などルネッサンス時代の華やかな姿を残すフィレンツェは、
1年中国内外からの観光客が押し寄せ、何度行っても見学する場所の絶えない魅力的な街です。

ローマから高速列車でアクセスできるので、日帰り観光もできます。

SIENA [ シエナ ]


[世界遺産]シエナ歴史地区の散策スポット! の記事を読む

シエナは、13~14世紀フィレンツェと激しい覇権抗争を繰り広げながら、ヴェネツィア、
ピサ、ジェノヴァとの金融取引で莫大な富を得た街です。

シエナの歴史地区は街ごと世界遺産に登録されていて、まるで中世にタイムスリップしたよう。
また、カンポ広場では年に2回(7月2日、8月16日)馬を用いて行われる祭り(日本で言うと競馬のようなもの)、パリオ祭が開かれることでも有名です。

ローマやフィレンツェからのアクセスも良く、日帰りで観光することもできます。

TORINO [ トリノ ]

Turin Italy
サヴォイア家の築いたエレガントな街・トリノの1日観光スポット!
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トリノは、イタリアの西北部に位置するイタリアで4番目に大きな都市です。

そして、トリノといえばイタリアを統一したサヴォイア家が築いた街、
その後、イタリアの自動車メーカー「FIAT・フィアット」が拠点を置き大産業都市となり、
2006年冬季オリンピックの開催都市として、世界的に名前が知られました。

その他、強豪サッカーチーム「JUVENTUS(ユヴェントス)」やトリノの有名なチョコレート
「Gianduiotto(ジャンドゥイオット)」、エジプトのカイロ、ロンドンに次ぐ重要な遺産を所蔵するエジプト博物館などトリノを語るには話題が尽きません。

ORVIETO [ オルビエート ]

Orvieto Italy
ウンブリア州の丘上都市オルヴィエートの散策スポット の記事を読む

ローマから日帰りで気軽に行けるウンブリア州のオルビエートは、ローマ時代の貴重な遺跡や
エトゥルリア人の歴史にも深くかかわり、ローマ教皇の避難場所ともなりました。

凝灰岩の断崖絶壁に造られた美しい丘上都市オルビエートの石畳でできた小さな路地は、
都会の観光地では見られない中世の美しい面影が残っています。

イタリアのゴシック建築を代表するオルヴィエート大聖堂や16世紀のローマ劫掠(Sacco di Roma)の際に造られた井戸も見学スポットの一つです。

MILANO [ ミラノ ]

Milan Italy
ローマから日帰りできる?これだけはみたいミラノの1日観光スポット!
 の記事を読む

ミラノはイタリア北部ロンバルディア州にあり、イタリアで2番目に大きな都市です。
ファッション、デザインの世界的中心であり、金融の街でもあります。

観光スポットの多い街というイメージはあまりないのですが、ドゥオーモや
ヴィットリオ・エマヌエーレ II 世のガレリア、世界遺産に登録されたレオナルド・ダ・ヴィンチの
「最後の晩餐」が見られるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会付属の修道院の食堂などが
人気の観光スポットになっています。

VERONA [ヴェローナ]

Piazza Erbe, Verona
ロミオとジュリエットの舞台「ヴェローナ」の中世の街並みを1日で散策! の記事を読む

イタリア北部のヴェネト州に位置するヴェローナ(VERONA)は、シェイクスピアの戯曲
『ロミオとジュリエット』の舞台となったことでも有名な街です。

ジュリエットの家や墓など、ロミオとジュリエットゆかりのスポットをはじめ、
世界遺産に登録された旧市街では、ローマ時代の遺跡や中世の街並みの散策が楽しめます。

人気観光都市ミラノやヴェネツィアから列車で1時間半ほどでアクセスできる便利な立地にあり、
コンパクトな街なので、1日でほとんどの魅力的な観光スポットを見て回ることが出来ます。

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VENEZIA [ヴェネツィア]

T Fondaco dei Tedeschi, Venezia
何度でも行きたくなる憧れの街「水の都・ヴェネツィア」の1日散策スポット! の記事を読む

ラグーナと呼ばれる潟の上に小さな島々が120島も集まって形成されてた水の都・ヴェネツィアは、
1987年「ヴェネツィアとその潟」の名で世界文化遺産に登録されています。

サン・マルコ広場やリアルト橋など、映像や雑誌などでよく目にしているヴェネツィアは、
ヴェネツィア本島で、その観光スポットは、大運河(カナル・グランデ)が街を半分に分けるように流れ、
400の橋で結ばれた無数の運河をゴンドラが優雅に進んでいく街並みそのもの!

一度訪れたら何度でも戻ってきたくなる街の路地歩きやパノラマ、恋のパワースポットなど、
一日で散策できるヴェネツィアの魅力的なスポットをチェックしてみてくださいね!

イタリアやヨーロッパを格安に移動する交通手段

次は、移動手段についてお話します。
ヨーロッパは陸続きなので、格安の長距離バスや列車を使ってイタリア国内や
ヨーロッパの国へ簡単にに移動できます。
そこで、空や陸から格安に移動できるヨーロッパの交通機関を3つピックアップしてみました。

Trenitalia [ トレニタリア ]

Trenitalia

イタリアの主要観光都市の移動に欠かせないトレニタリア

多くの旅行者のイタリアへの空路の入り口は、ローマかミラノだと思いますが、
そこから数日でローマ、フィレンツェ、ナポリ、ミラノ、ヴェネツィアなど
イタリアの人気都市を廻るのなら鉄道の利用は欠かせません。

チケットを駅の窓口や券売機で購入していた時代から、スマートフォンで購入してQRコードを
表示するのが当たり前の時代になりつつあるように、ローマ~ミラノ間が3時間弱でつながり、
トレニタリアとイタロを合わせると、1日約70本以上の列車がローマ~ミラノ間を走っています。

列車の速度が速いほど料金も上がりますが、同じ場所に行くにしても
オンラインから早期購入することによって、低価格でチケットを購入することができます。

Flixbus [ フリックスバス ]

Flixbus

ヨーロッパ主要観光都市の移動に欠かせない格安長距離バス

フリックスバス(FLiXBUS)は、ヨーロッパを格安に旅するには欠かせない長距離バス会社です。
28か国2000か所を繋ぎ、1日35万便が運行されています。

バスでの旅行は通常安いですが、電車よりも時間がかかるという欠点があります。

直通の高速列車がない区間は列車を何度も乗り換える必要があり、バスを利用した方が同じ所要時間で
電車よりもはるかに安い場合があるので、バスでの移動を計画に取り入れるのも一つの手段です。

 

Ryanair

Ryanair

ヨーロッパで格安の旅に欠かせない航空会社

ライアンエアーは40ヶ国 200 の飛行場を結び、2,400 の国際旅客便を運航するヨーロッパ最大の
アイルランド系格安航空会社です。

ヨーロッパ間でコストを抑えて旅行をしたい場合は、ライアンエアーを使用するといいでしょう。

この安さという意味では、格安航空会社や長距離バスのほとんどが数ヶ月前に購入することで
安いチケットをゲットできます!

ただし、出発当日または出発の数日前に購入しようとすると、他の航空会社とほぼ同じか
それ以上の料金設定になっているので気を付けてください。

つまり「早期購入=安い」は、格安航空券の特徴です。

Ready to Land
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