ローマの治安は本当に悪い?在住者が教えるスリ・詐欺の実態と対策!

イタリア
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海外旅行に行くときって、初めての一人旅はもちろん、何度か訪れているリピーターでも、
観光スポットやホテル選びと同じくらい訪れる街の治安って気になりますよね。

私も旅行前は必ず、治安について調べるタイプです!

私はローマで30年程生活していますが、「ローマは治安が悪いの?」とか「スリが多い?」などと
聞かれることがよくあります。

正直に言うと、日本にいる時と同じ感覚で行動していると、被害に遭遇してしまう危険性が高いですが、
その手口を知っていれば、必要以上に怖がる必要はありません。

このページでは、ローマでの軽犯罪の種類や観光客が狙われやすい場所、一人旅でもできる防犯対策などを
在住者の経験をもとに詳しく説明します。ローマ観光を安心して楽しむための参考にしてみてください。
これだけは見たい ローマの観光スポット についての記事はこちらから


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ローマの治安は本当に悪い?

ローマの治安については、なんとなく悪いイメージを持っている方も多いと思います。
正直に言うと、治安がいいとは言えません。

ローマで多い被害は、スリ、置き引き、詐欺といった軽犯罪が中心です。

特に被害が多いのは、観光スポット周辺や公共交通機関(メトロ・バスなど)
観光客が集まる場所は、どうしても狙われやすいんです。

また、ローマから南に行くと、若者グループ(いわゆるベビーギャング)による
ナイフや銃を使った犯罪のリスクも出てきます。

とはいえ、ポイントを押さえていれば防げることが殆どなので、
まずは、よくある手口から見ていきましょう。

ローマで起こる軽犯罪の種類と状況について

置き引きは「一瞬の油断」で起こる

置き引きは、ほんの一瞬の油断で起こります。
飛行機を降りた瞬間から、「荷物は常に狙われている」と思っていた方が安全です。

足元にバッグを置いて、ちょっと目を離した隙に「え、荷物ないんだけど…?」なんてことは、
海外では本当によくある話。ボストンバッグやリュック、買い物袋など、大きな荷物を足元に置くときは、
両足でしっかり挟むのが鉄則です。

スリはグループ行動が基本

ローマの人気観光地は、基本的にどこも人だらけ。旅程がハードで疲れていたり、
「海外旅行に慣れてるし大丈夫でしょ」なんて油断した瞬間が、スリにとっての絶好のチャンス!

スリは大抵グループで行動し、「人の気を散らせる役」と「物を盗る役」に分かれて作業を行うので、
「アレ?なんかおかしい...」と思ったときにはもう終わってます。

そして、街で見かける「ジプシー」と呼ばれる肌のあざ黒い移民グループを見かけたら、警戒が必要です。
以前は、母親と子供の組み合わせが多かったのですが、最近は10〜13歳くらいの子どもグループが
メトロのホームで獲物を狙っている姿も見かけます。

スリが多い場所

スリが活動しやすい場所は、身動きが自由にできないほど混みあった場所!

例えばラッシュ時のバス、地下鉄の車内やホーム、エスカレーターでは前と後ろで挟んで…という方法や
観光客が密集して歩くことも困難なトレヴィの泉、スペイン階段、コロッセオ、などのモニュメント周辺
も十分注意が必要です!

スリは避けられる? 被害を抑えるための対策

結論から言うと、運が悪く...というケースを除けば、スリは避けることができます。
それでは被害に遭わない、もしくは遭ってもダメージを最小限に防ぐことができる対策をみていきましょう。

貴重品は一か所にまとめない

パスポートと現金・クレジットカードは、絶対に同じ場所に入れないこと!

スリが狙っているのは現金です。
もちろん現金も盗まれると悲しいですが、パスポートを盗まれると再発行の手続きで旅程が崩れたり、
最悪の場合は、旅行を続けられなくなることもあるので、本当に大変です。

パスポートが必要なのは、サッカー観戦や高級ブランドでTax Free申請をするときなど
限られた場面だけなので、それ以外はホテルに置いていくのがおすすめです。

現金は小分けにして、すぐ使う10〜20ユーロくらいはサッと取り出せる場所へいれておくと、
お財布を何度も開ける必要がないので、すべての貴重品を危険にさらすことが少なくなります。

バッグの持ち方と服装のポイント

バッグの持ち方や服装にも見直しが必要です!

リュックは体の前で持つか脇の下でしっかりと挟み、ショルダーバックは斜めがけか、
紐を短くして脇の下でしっかりと持ちましょう。こうすることで、スリの手が届きにくくなります。

また、ズボンの後ろポケットには、貴重品を絶対入れないでください!
ジャケットやコートなどは、内ポケットが付いたものだとガードが固くなるのでお勧めです。

首から下げる貴重品入れや腹巻などもありますが、いざという時にさっと出せないのと馴れていないので、
使い勝手が悪く観光にはNGです。私も持っていますが、殆ど使用した事がありません。

混雑したメトロ・バスに乗らない

混雑して身動きのできない車両は、スリの最も仕事のしやすい場所です。
特に18:00~20:00はラッシュアワーで地下鉄が最も混んだ時間なので、できるだけこの時間帯を
避けることをお勧めします。

また、メトロは通常3~5分おきに来ますが、たまに6分以上来なくてホームに人があふれることがあります。
この場合、待つのが嫌なイタリア人は混んだ車両に押し入るのですが、混んだ便の後は空いたメトロが
数分後に来ることが多いので、1本待つのが無難です。

また、メトロの中央車両は出口に近い為、いつも混んでいて狙われやすいので、
比較的すいている最前方か後方の車両に乗るようにしましょう。

車内での注意事項

メトロでは、出口付近に立たないようにしましょう。

ドア付近は人が頻繁に行き来し一番混みあう場所なので、スリやひったくりが起こりやすい場所です。
降りる1つ前までは、空いた席に座るか余裕のある場所に立つのがおすすめです。

ちなみにバスですが、64番・H番の路線バスは観光客が多く、スリのお気に入りの路線であることを
覚えておきましょう。その番号しか走っていない場所は仕方がないですが、できれば避けた方が良いです。

 

ローマで多い詐欺の手口について

ローマには、昔からある定番詐欺も健在です!どんな詐欺の手口があるのか見ていきましょう。

偽警官について

偽警官とは、私服警官に成りすましてバックの中を検査し、金目の物をとる手口です。

この手口は、郊外へ行くツアーがトイレ休憩するアウトグリルで始まったものですが、
何年か前からローマの中心地でも被害が出ています。

教会や美術館の入り口での荷物検査ならまだしも、道端や人通りの少ない路地での荷物検査なんて、
まったくおかしな話だと思いませんか? 100パーセント詐欺だと思って間違いありません。

白タクについて

白タクとは白い色のタクシーという意味ではなく、許可証のない偽タクシーのことです。
正規のタクシーは、プレートナンバーの横にライセンス番号が付いています。

空港や大きな駅(テルミニ駅)などで ”タクシー”と声をかけてくるのは大抵この白タク(偽タク)で、
正規の何倍もの料金を請求します。タクシーは、必ずタクシースタンドに並んで利用してください。

プレゼント詐欺について

ミサンガを持って近ずいてきて、手に巻きつけた後にお金を要求する手口や、バラの押し売りは、
20年以上も前から続いています。売り手はバングラディツシュ人が殆どで、中には黒人もいます。

薔薇の花売りが出現するのは夕方で、レストランのテーブルや歩いていても呼び止められて、
プレゼントのように薔薇の花を手に持たされた後、お金を要求してきます。

どちらもひつこく売りに来るので、明らかに迷惑な顔をして断ってください。
このほか、雨が降ると雨傘を売りに来たり、ペンライトなど色々品を変えての押し売りは、
街のあちこちで見かけるので、絶対に手に取らないように注意が必要です。

ローマの剣闘士について

コロッセオやフォロ・ロマーノ付近でローマの剣闘士の服装をしている人たちを見かけます。
写真を一緒に取ろうと呼びかけてきますが無料ではないので、お金を払うつもりで撮りましょう。

暴力バーについて

何十年と続いている悪質な手口で、旅行者を装った詐欺です。
時間や道を聞くなど話のきっかけを作り、「近くのバールで一杯飲もう!」となるそうです。

連れて行かれるのはキャバクラで、エスコートが脇に座りシャンパンをあけられて、
最終的には膨大な金額を請求されるといいます。

一度払ってしまったお金は戻ってこないので、払う前に警察に連絡すること。

引っかからないのが一番よいのですが、詐欺を職業にしている人たちは感じがよく、
話し上手なので、ついつい騙されてしまいます。

だけど、そもそも地元の人間には見えにくい日本人やアジア人に道を聞くなんておかしいと思いませんか?
日本で道に迷った時に、外国人に道など聞かないですよね!そう考えると、騙される前に気付くはずです。

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まとめ|ローマの治安は「知っていれば怖くない」

ここまで読むと「ローマって怖すぎ…」と思ったかもしれません。

日本の常識から行くと、まだ海外ではガードが甘いので、仕方がないといえば仕方がないかもしれませんが、
最低限の注意をしていれば、被害に遭う確率はグッと下がります。

ちなみに私自身も、イタリアで2回ほどスリに遭っています(笑)
そのひとつは、ローマからベネツィアへ行く夜行列車の中で眠り込み貴重品の入ったバックごとやられました。
バックはトイレのごみ箱に捨てられていたので、パスポートを含む財布以外の物は無事回収できました。

でも、自分の不注意から起った盗難の経験があるからこそ、知っていれば防げるといえます。

ローマを訪れる予定の方は、ぜひこれらのポイントを意識して安全に観光を楽しんでくださいね!

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