日本科学未来館・最新テクノロジーを体験しながら未来を考えるサイエンスミュージアム

Miraikan,Tokyo関東

雨の日の観光スポットを探していて見つけた東京・お台場にある「日本科学未来館」。

日々の素朴な疑問から最新テクノロジー、地球環境、宇宙の探求、生命の不思議まで、
さまざまなスケールで現在進行形の科学技術を体験することができるサイエンスミュージアム。

...という説明があり、科学館はあまり自分の行動範囲ではなかったのですが、未来館のホームページで
見た「地球のディスプレイ」に興味を惹かれて調べてみると、ちょうど4月の科学技術週間期間の
無料開放日に東京にいたので科学技術を体験しに行ってみました!

日本科学未来館とは?

Miraikan,Tokyo

日本科学未来館は、 東京都江東区青海にある臨海副都心地区に2001年7月9日に開館した国立の科学館で、
「いま世界に起きていることを科学の視点から理解し、私たちがこれからどんな未来をつくっていくか
をともに考え語り合う場」として活動しているサイエンスミュージアムです。

先端の科学技術と人を繋ぐ体験型の常設展示をはじめ、トークセッション、ワークショップなど
多彩なメニューを通して、日々の素朴な疑問から最新テクノロジー、地球環境、宇宙の探求、
生命の不思議まで、さまざまなスケールで現在進行形の科学技術を体験することができるので、
大人から子供まで楽しめる場所です。

 

世界初の「地球ディスプレイ」は迫力満点

Miraikan,Tokyo

エントランス近くのシンボルゾーンには、1階から5階までの吹き抜けの大空間に宇宙から見たリアルな
地球の姿を映し出す直径約6メートルの「Geo-Cosmos(ジオ・コスモス)」が天井から吊り下げられています。

世界初の「地球ディスプレイ」で、10,362枚にもおよぶ最新LEDパネルが手作業で取り付けられ、
気象衛星などの「静止軌道衛星」と、北極や南極周辺を観測する「極軌道衛星」によって観測される
雲のデータを映像にしたものです。

この衛星データは毎日アップデートが行われ、 90日間の雲の様子を約8分半にまとめて上映されているので、日々少しずつ違う地球の姿が映し出されます!

Miraikan,Tokyo

ホールにはリクライニング式のソファーで、映像の詳細を確かめることもできます。

Miraikan,Tokyo

1階から5階までは、エスカレーターでアクセスできますが、ゆるやかならせん状のスロープを辿って、
宇宙から見た「水の惑星」といわれる地球のリアルな姿を眺めることも出来ます!

常設展示ゾーン

3階と5階の常設展示ゾーンでは、宇宙、生命、地球環境などをテーマに現在進行形の科学技術が
体験できます。

未来をつくる展示

Miraikan,Tokyo Miraikan,Tokyo

3階にはロボットと触ったり、「未来をつくる」をテーマに体験型展示が行われています。

Miraikan,Tokyo Miraikan,Tokyo

「アナグラのうた ―消えた博士と残された装置」(8月31日までの公開)

「空間情報科学」をテーマにした体験型の展示空間で、ゲームの世界に迷い込んだような体験を通じて、
向こう側の情報空間と、実空間とが融合した不思議な感覚を体験できます。

自分の架空の友達(ミー)をつくり、一緒に部屋の中を歩いていくゲームですが、どんな色や形の
ミーがつくられるのか興味がわきました。

Miraikan,Tokyo Miraikan,Tokyo

「アンドロイド―人間って、なんだ?」(11月上旬までの公開)

人間とほとんど変わらないアンドロイドを操作したり、対話したりすることができます。
現在でもホテルのフロントや飲食店などでロボットの活躍が見られますが、映画で見る世界のように、
いつか自分の生活にアンドロイドが浸透するのかな~と自分の未来を考えさせられた展示でした。

宇宙をテーマに展示

Miraikan,Tokyo

5階には宇宙を検索する「世界をさぐる」がテーマに展示されていて、宇宙での暮らしやそこで行われている
研究成果など専門的なことから、身近なことまでの不思議をみることができます。

Miraikan,Tokyo Miraikan,Tokyo

とてもボリュームのある展示なので、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

とても面白い展示ですが、理解しながら展示を見学・体験するには時間がかかるので、
3階の展示に2時間ぐらい費やして疲れてしまい、5階はさらりと1時間くらいで流してしまいましたが、
5階の展示も理解しながら見学すると、とても興味深いので、またゆっくりと訪れたいです。

ドームシアタを含めた見学だと半日くらいかかりそうです!

ページで紹介している写真は、2023年4月の科学技術週間期間の無料開放日に訪れたものです。

常設展示が7年ぶりにリニューアルすることが発表され、新たな3つのテーマ「ロボット」
「地球環境」「老い」の展示が11月22日に公開されるそうです。

イートインスペースとテラス

Miraikan,Tokyo Miraikan,Tokyo

7階には軽食が食べられるカフェやイートインスペースがあり、持ち込みも可能です。

Miraikan,Tokyo

開放的な展望テラスからは、東京タワーやダイバーシティーに設置されているユニコーンガンダムなど、
素晴らしい景色を見ることが出来ます。豊洲には「チームラボ・プラネッツ」もあるので、
最新の科学技術を体験した後は、デジタルアートを体感してもいいですね!

無料開放日について

・科学技術週間期間の金曜日、土曜日
・こどもの日(5月5日):18歳以下の方
・開館記念日:7月9日
・敬老の日:満65歳以上の方
・教育・文化週間期間の土曜日

基本情報とアクセス

Miraikan,Tokyo

所在地:〒135-0064 東京都 江東区青海2-3-6 Google maps でみる
開館時間:10:00〜17:00 (最終入館時間 16:30)
休館日:火曜日(火曜日が祝日の場合は開館)、年末年始(12月28日~1月1日)
*施設保守のため臨時で休館日を設ける場合があります
*春・夏・冬休み期間等は火曜日も開館する場合があります
詳しくは、公式ページ で!

入館料(ドームシアタ別途):大人630円(500円)/18歳以下 210円(160円)
*( )内は8名以上の団体料金
*6歳以下の未就学児は無料
*土曜日は18歳以下無料(特別展等を除く)
*障害者手帳所持者は本人および付き添い1名まで無料

ドームシアターガイア鑑賞料金:大人310円 / 18歳以下 100円

電車でアクセスする場合の最寄駅:
・新交通ゆりかもめ
「東京国際クルーズターミナル駅」から徒歩約5分、「テレコムセンター駅」から徒歩約4分
・東京臨海高速鉄道りんかい線
「東京テレポート駅」から徒歩約15分

 

 

 

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