憧れのイタリア旅行!
多くの旅行者の空路の入り口は、ローマかミラノだと思いますが、そこから数日でローマ、フィレンツェ、
ナポリ、ミラノ、ヴェネツィア などイタリアの人気都市を廻るなら鉄道の利用は欠かせません。
チケットを駅の窓口や券売機で購入していた時代から、スマートフォンで購入してQRコードを
表示するのが当たり前の時代になりつつあるように、ローマ~ミラノ間が3時間弱でつながり、
トレニタリアとイタロを合わせると、1日約70本以上の列車がローマ~ミラノ間を走っていることから
クリスマスやイースター、年末年始を除けば、かなり余裕をもって列車を選ぶことができます。
列車の速度が速いほど料金も上がりますが、オンラインから早期購入することによって、
同じ場所へ行くにしても低価格でチケットを購入することができます!
ここでは、イタリアの都市間の移動に欠かせないトレニタリアについて詳しく説明します。
列車の種類と予約の必須
それではチケットを購入する前に、どのような種類の列車があるのか見ていきましょう。
特急列車(フレッチャ/Le Freccia)
トレニタリアの特急列車(Freccia)は、主要都市間を結ぶ高速列車で、全席指定制、早期予約による割引が
適用されます。料金設定は高めですが、主要都市へ短時間で移動するにはフレッチャがお勧めです。
- フレッチャロッサ(Frecciarossa)の最高時速は300kmで、イタリアで最も速い高速列車です。
ミラノ、ローマ、ナポリ、ヴェネツィアなどの主要都市を高速専用線で結びます。 - フレッチャアルジェント(Frecciargento)の最高時速は250kmです。
高速新線と在来線を組み合わせて走行し、中南部や北東部へも足を延ばします。 - フレッチャビアンカ(Frecciabianca)は主に在来線を走行し、最高時速は200kmです。
高速列車が通らない沿岸都市などをカバーします。
中長距離列車(インターシティ / Intercity)
インターシティーは、フレッチャビアンカ(Frecciabianca)より1ランク下の列車で、特急よりも停車駅が多く、リーズナブルな価格設定が特徴です。最高時速200kmで主要都市を結び全席指定制です。
普通・快速列車(レジョナーレ / Regionale)
近隣の街や州内を結ぶ地域密着型の列車で、予約不要(座席指定不可)一律料金です。
- レジョナーレ・ヴェローチェ(Regionale Veloce / RV) 中距離運行の停車駅を絞った快速列車です。
- レジョナーレ(Regionale) 各駅停車の普通列車です。
全席指定の特急に比べると車両も古く、安全面でも少し疑問があります。
危険ではありませんが、手荷物の置き引きやスリなどに注意を払う必要があります。
トレニタリアのチケットの購入方法
トレニタリアのチケットは、イタリア到着後に駅の窓口や自動販売機での購入も可能ですが、
オンラインでの購入が一般的です。
インターネット(公式サイトまたはアプリ)で購入
チケットは、3か月前まで購入が可能です。早めに購入することで自分の希望の列車や座席が確保できますし、間際に買うよりはディスカウント料金で購入できるチャンスがあります。
トレニタリア公式サイト、スマートフォンに Trenitaliaの公式アプリ をダウンロードして購入できます。
また、Reil Europe公式サイト からは、少し料金設定が低めの Italo のチケットも購入できます。
出発の駅名と行き先の駅名を入力し、日時と人数を入力しSearchボタンを押すと料金が表示されるので、
希望の列車を選択します。
購入後、Eチケット(QRコード付き)がメールで送られてくるか、アプリ内に保存されるので、
これを印刷するかスマホ画面に表示して乗車します。
座席とクラスについて
料金の差がかなり大きいので、私はスタンダードクラスの2等車しか利用しませんが(↑)、
今まで不自由だと感じたことはありませんでした。
座席のタイプは殆どが4人掛けで、入り口付近に2人掛けと1人掛け席が設置されています。
車内はWi-Fiが無料で利用できて、テーブルの下付近にプラグが設置されているので充電もできます。
料金の高い Executive が最高のクラスで、ゆったりとした座席配置と食事のサービスがあります。
Business クラスは、2列と1列のややゆったりした座席配置で軽食のサービスがあります。
Premium クラスの座席は、殆どStandardと変わりなくドリンクとスナックのサービスがあります。
駅についてから乗車まで
さて、いよいよ出発です!まず駅に着いたら確認しなければいけないのが、構内のデジタル時刻表です。
出発(Partenza)のデジタル時刻表で自分の乗る列車を確認します!
右端にプラットホーム(Binario)の番号が出ているので、ホームへと向かいます。
遅れがない限り定刻に出発するので、出発の15分前までには駅に行くことを心がけましょう。
チケットの検札は車内でありますが、ローマやミラノ、フィレンツェなどの主要都市では、
ホームに入るときにチケットの提示が必要なので、前もって用意しておきましょう。
ホームに着いたら、もう一度自分の乗る列車に間違いがないかを確認し、車体のドアの車両番号をみながら
自分の予約した座席のある車両に乗り込みます。
まとめ
ストライキや大幅な遅延などで、悪評高いイタリアの列車。
私は運よく、今まで1度しか遅延(40分程度)の経験がないのですが、知人などから話を聞くと、
2時間半~5時間などの遅れはざらにあると言います。
このような悪評を聞くと列車の旅を考えてしまいそうですが、やはり目的地に早く確実に到着する
手段としては、列車を利用するのが一番です。
列車の旅のメリットは、飛行場のようにアクセスに時間のかかる郊外にあるのではなく、
観光スポットに近い市内の中心部にあるので、日帰りでもアクセスできることです。








