ローマの交通完全ガイド|地下鉄・バス・タクシーの使い方と注意点

イタリア
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ローマ観光では、移動手段をどう選ぶかが旅の快適さを大きく左右します。

ローマの主要観光スポットは、直径約5kmの範囲にコンパクトにまとまっており、
コロッセオやトレビの泉、パンテオンなどの有名スポットの多くは徒歩20分圏内に点在しています。
そのため、「すべて徒歩で回ろう」と考える方も少なくありません。

しかし実際には、ローマの道は凹凸のある石畳(サンピエトリーニ)が多く、
想像以上に足への負担がかかります。
さらに、美術館や遺跡の中でもかなり歩くため、体力を消耗しやすいのが特徴です。

そのため、地下鉄(Metro)+徒歩を基本に、必要に応じてバスやタクシーを組み合わせるのが、
最も効率的でおすすめの移動方法です。

このページでは、ローマ在住者の視点から、
・おすすめの移動手段の選び方
・地下鉄・バスのチケット料金と購入方法
・実際の使い方と注意点

をわかりやすく解説していきます。

■ ローマ観光の移動はこれでOK!
• 基本:徒歩+地下鉄
• 長距離:地下鉄
• バス:慣れてから
• タクシー:夜・疲れた時

👉 初心者は「24時間券 or 48時間券」

ローマ観光の移動手段は?結論は「徒歩+地下鉄」

ローマ観光では、徒歩+地下鉄(Metro)を基本に移動するのが最も効率的です。

市内中心部はコンパクトにまとまっているため、近距離は徒歩で十分に観光できますが、
スペイン広場から コロッセオ や ヴァチカン美術館 のように少し距離がある場合は、
地下鉄を使うことで体力を温存できます。

ただし、バスは便利な反面、混雑や遅延もあり、路線が多いため複雑なので、
慣れていない方は補助的に使うのがおすすめです。

また、徒歩+地下鉄で観光する場合は、GetYourGuide などチケット公認販売サイトからも購入できる
ローマパス(Roma Pass)を検討してみても良いでしょう。
観光スポットへの入場券と公共交通機関の乗り放題がセットになり、美術館の割引特典も受けられます。

👉 ローマ観光モデルコース2日【地図付き】
👉 地下鉄B線でアクセス コロッセオの記事へ
👉 地下鉄A線でアクセス ヴァチカン美術館の記事へ

ローマの主な移動手段一覧

地下鉄(Metro)

 

ローマ観光では、地下鉄が一番便利です。
ローマの地下鉄は、A線(オレンジ)、B線(ブルー)、C線(グリーン)のシンプルな路線で分かりやすく、
突発的な事故がない限り3~5分間隔で発車するので、移動時間が読みやすいことが特徴です。

路線数こそ少ないものの全ての路線がテルミニ駅で交差し、主要観光地を効率よく結んでおり、
特にA線とB線を使えば、多くの有名スポットへのアクセスが可能です。

例えば:コロッセオ(B線) → スペイン広場(A線 )(Termini 駅で乗換え)

主要駅: TERMINI(テルミニ駅- A・B線が交差する中心駅)、Colosseo(コロッセオ駅-B線)、
Spagna駅(スペイン広場・A線)、Ottaviano駅(ヴァチカン美術館・サン・ピエトロ大聖堂)など。

✔ メリット
・移動が早い
・シンプルでわかりやすい

✔ デメリット
・ラッシュアワーはかなり混雑する
・スリが多い

バス(Bus)/ トラム(Tram)

結論からいうと、初心者は無理に使わなくてOKです。

ローマ市内を網の目のように走るバスは、パンテオンナヴォーナ広場周辺など、
地下鉄では行けない場所をカバーしますが、正直、最初はかなり苦戦しました。

というのも路線が多く停留所も明確ではないので、土地勘のない観光客にとっては、かなり難易度が高い
といえます。実際、在住者でも乗り慣れない路線に乗ると、とんでもない所へ行ってしまうこともあります。
また、 特に朝7.30~8.30や夕方16.30~19.00のラッシュアワーは車が停滞することが多く、
徒歩の方が目的地に早く到着する場合もあります。

時間に余裕がないときは効率的な交通機関とは言えないので、
「疲れた時に乗る」くらいの気持ちで利用したほうが良いかと思います。

✔ メリット
・地下鉄が通っていない場所への移動に便利
・車窓からの新しい発見がある

✔ デメリット
・遅延が多く時間に不規則
・混雑しやすいのでスリに注意

トラムは、ベネツィア広場の近くからトラステベレ地区へのアクセスに便利です。
バスほど車内の混雑がなく窓からの景色も楽しめますが、バスのように頻繁に停車しないので、
停留所の距離を確認してから乗車することが条件です。

 

タクシー(Taxi)

タクシーは、荷物が多い短距離移動や夜間の移動に安心です。

料金は、乗車する曜日や時間帯によって最初の基本料金(固定開始料金)が異なりますが、
走行距離が短くても、1回の乗車につき最低€9.00の支払いが義務付けられています。

その他、空港一律料金(アウレリウスの城壁内 ⇔ 空港)の設定があります。
• フィウミチーノ空港 (FCO): €55.00
• チャンピーノ空港 (CIA): €40.00

👉 空港から市内へのアクセス記事へ
👉 空港送迎を事前予約しておくと安心です

白タクに注意 !!
ローマにはライセンスを持っていない白タクが、妨害な料金を請求する場合があります。
いわゆるぼったくりです。
正規のタクシーは、車体が白色で屋根に「TAXI」のサインがあり、ドア、後部、車内に
ライセンス番号の表示があるので、これで白タクとの区別がつきます。
Taxiと声をかけてくる車には乗らず、タクシースタンドから並んで乗るようにしましょう。

 

地下鉄(Metro)の乗り方と注意点

メトロの入り口には、Mの看板が立っているので、これを降りていくと改札に辿りつきます。

メトロの改札口は、入り口と出口が分かれています。
入り口には透明のドアがついていて、チケットを入れると透明なドアが開き、そこを通過して中に入ります。
降車時は、ホームの USCITA/EXIT の矢印に沿って出口へと向かいます。
降車用の出口は乗車時に通ったような改札ではなく、チケットを入れる必要がありません。
バーを下に押して外に出るのが通常です。(B線の一部の駅では降車時にチケットが必要)

出口でチケットが必要なくても、乗車時に検札などが回ってくることがあるので、
チケットはなくさないように注意しましょう。キセルは、罰金を請求されます。

ちなみにメトロのドアは自動で開閉するので、日本の電車の乗り方と同じです。

乗車時の注意点

メトロは目的地に短時間でアクセスできる便利な乗り物ですが、スリに遭う場所の1つです。
以下のことに注意してください。【ローマの治安については 別ページ で解説】

混んだ車両に無理に乗りこまない
混雑している車両でも一番前か一番後ろが比較的空いていることがあるが、1本見送るのが得策!

スリに注意:
1. 鞄はファスナーを閉めてシッカリと体の前に持つ
2.やけに引っ付いてくる人には注意!
3.ドア付近には乗らないで空いた席に座る
4.子供の集団(ジプシー)を見たら、気を付けて!

バスの乗り方と注意点

前章でも説明したように、バスは土地勘のない観光客にとっては、かなり難易度が高い乗り物です。
車内に券売機がない為、バスに乗る事前にチケットを購入しておく必要があります。

バスの停留所(FERMATA/フェルマータ)には、停留所の名前の書いた看板が立っており、
バスの番号と停車する停留所名が書いてあるので、乗る前に確認しておきましょう。

バスにはドアが3つあり、基本的に前方と後方のドアが乗車用、中央のドアは降車用です。
降りる場所の 1つ前でボタンを押して、降りるリクエストをしてからドアの付近で待機しましょう。

乗車時の注意点

打刻(バリデーション)を忘れずに: 紙のチケットの場合、乗車したらすぐに車内の刻印機で打刻すること。未打刻は高額な罰金の対象となります。

スリに注意: 地下鉄とおなじく観光客の多いバス路線(64番など)はスリが多いため、
バッグは前に抱えるなど警戒が必要です。

私の経験上、あまりにも混んでる場合は降りれない時があります!

「すみません!降ります。」と降りる意思を伝えて退いてもらいましょう
▶ Permesso devo scendere ! (ペルメッソ・デヴォ・シェンデレ)

もしくは、前にいる人に「あなたは、次で降りますか?」と聞く場合
▶ Scende alla prossima? (シェンデ・アッラ・プロッシマ?)

「Si (シー)」だと、ハイという返事なので、その目の人も降ります。
「No (ノー)」は、降りないので、退いて降ろしてくれるはずです。

チケットの種類と料金

メトロ、バス、トラムなど市内の公共交通機関(ATAC)はチケットが共通なので、
有効時間内であれば1枚のチケットで乗り換えが自由にできるのが大きな特徴です。

種類料金有効時間
BIT(1回券)€ 1.5打刻してから100分有効
1日券€ 8.5打刻してから24時間有効
48時間券€ 15打刻してから48時間有効
72時間券€ 22打刻してから72時間有効

👉 観光なら24時間券 or 48時間券がおすすめ
24時間券や48時間券なら、乗る度にチケットを購入する手間が省け、乗りたいときに乗れるので便利です。

チケットの購入場所

チケットは以下で購入できます:
・駅の券売機
・タバッキ(Tabacchi)
・キオスク

自動販売機で購入する場合は、日本とは違い、チケットを選択した後でお金を入れます。

1回券であれば、BITと書かれた横のボタンを必要な枚数分押すと料金が表示されるので、お金を入れます。
その後、切符が1枚ずつ出てきておつりは最後に出てきます。

駅の自動販売機は、多くても4ユーロまでしかおつりが返ってこないので、
小銭か小額のお札(€5)を用意しておく必要があります。(クレジットカードは、使えない場合が多い)

スリ・治安対策(重要)

ローマではスリ対策が非常に重要です。

特に注意する場所は、地下鉄(特にA線)や観光客の多いバス路線(H・64番)です。

また、人気観光スポット周辺(ヴァチカン美術館、トレヴィの泉、スペイン広場など)でも
スリへの警戒が必要です。

対策として
✔ バッグは紐を短くして脇の下でしっかり持つかたすき掛け、リュックは前に持つ
✔ 貴重品は分散する(パスポートとお金やクレジットカードは別々に)
✔ スマホの出しっぱなしに注意 (ポケットなど収納場所にも注意)
✔ 置き引きに注意(手荷物から目を離さない)
✔ 混雑した場所に入り込まない

ローマ観光での移動のコツ(在住者アドバイス)

ローマ観光は、観光客の少ない早朝から行動するのがお勧めです!

徒歩での観光は、意外なスポットを発見できるのが魅力ですが、ローマは凸凹の石畳の道や
上り下り道が多いため、「徒歩+地下鉄」なら体力の消耗を抑えることができます。

また、ローマの歴史地区は路地が多く複雑なので、ローマ在住者でも迷ってしまう事があります。
そういう時にwi-fi が使える環境だと安心なので、  eSMグローバルWiFi などを用意しておきましょう。

タイプ別おすすめ

• 初めてのローマ → 徒歩+地下鉄+1日券
• 2回目以降のリピーター → バス併用
• 体力不安 → タクシー 多め
• 時間のないツーリスト → 乗り降り自由の観光バス

 

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まとめ

効率よく安全に観光するコツは、

👉 徒歩+地下鉄が基本
👉 バスは補助的に利用
👉 タクシーは必要なときだけ

 

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