11月下旬からロンドンの各地区で開催されるクリスマスマーケットやショッピングストリートを飾る
イルミネーション．．．
歴史的な建造物と斬新なデザインのビルディングが肩を並べ、常に新しいイベントが開催される
「ロンドン」のクリスマスシーズンにしか見れないイルミネーションやイベントなど、
ローマ在住の旅好き親子が訪れたお勧めスポットを紹介します！
どこでライトアップが見れる？
クリスマスシーズンになると、デパートやショッピング街などでは華やかなイルミネーションが開催され、
ロンドンのテムズ川にかかる9つの橋や観光スポットのライトアップで幻想的な空間を演出します。
ロンドンでは数えきれないイベントが開催されていますが、バスやチューブ(地下鉄)を利用して
観光スポットの集まる市内中心部で訪れたクリスマスマーケットやイベントの開催されている場所を
ピックアップしてみました。
インターネットに接続できれば、グーグルマップでバスの番号やチューブの路線が確認できるので、
海外専用グローバルWiFi などをレンタルしていくと便利です！
カーナビー・ストリート(Carnaby St.)
絶対見てほしいのが「カーナビーストリート」のクリスマスイルミネーションです！
カーナビー・ストリートは、リージェント・ストリートと並行した通りで、ロンドンの有名デパート
「リバティー」のすぐ裏に位置するショッピング・ストリートです。
６０年代にミュージシャンやデザイナーで賑わったモッズやヒッピーの発祥地で、
毎年違ったイルミネーションを楽しめるそうですが、2022年は過去25年間のイルミネーションの中から、
特に人気だった14個のデザインで装飾されています。
キラキラとライトアップされたほかの通りと違い、宇宙をイメージしたオブジェやオレンジの小鳥、
雪だるまなど個性的なデザインが印象的です。
リージェントストリート(Regent St.)
ロンドンの中でもひときわ大きなショッピング街「リージェントストリート」では、ロンドン最長の
ゴージャスなライトアップが見られます!
キラキラと輝く全長17メートルの「The Spirits of Christmas」と名付けられた45体の天使が夜空を舞い、
数十万個のLEDライトが使用されていて、天使が下りてくるイメージです。
このライトアップ時間は、午後2時から深夜までです！
ダブルデッカー (2階建てバス) が頻繁に行きかう通りなので、素敵な写真が取れる場所の一つです。
オックスフォード・ストリート(Oxford St.)
ロンドンで最も混雑するショッピング・ストリートの一つとして知られるオックスフォードストリートでは、
夜空に輝く星をイメージする30万個のLEDライトが約2キロにわたって輝いていてとても素敵です！
今年はロシアとウクライナの戦争で、電気代の高騰の影響を受けて、例年よりライトアップ時間が
1時間短縮されたらしく、点灯時間は15～23時です。
ショッピングをしながらイルミネーションを楽しむのもいいですし、ダブルデッカーに乗って
ライトアップを楽しむのもいいかもしれません。
ウィンター・ワンダーランド (Winter Wonderland)
ウィンター・ワンダーランドは、ハイドパークに冬季限定で設置される遊園地です。
イルミネーションの他にも、ジェットコースター、観覧車など数多くの乗り物やアイススケートリンク、
バールやクリスマスマーケットも多数出店し、子供から大人まで楽しめる場所です。
ただし、入園には事前に公式サイトからチケットの購入が必要です。
土日や平日の16:00以降は大変混雑して、チケットが完売することがあるので、
予定が決まったら早めのチケット購入がおすすめです。
乗り物は別途なのでその場でも支払うことが出来ますが、乗り物ごとに料金が違うので、
ひとつづつチケットを購入していると割高になります。
いくつも乗り物に乗る予定であれば、サイトからセット券を購入した方がいいでしょう。
ハロッズ(Harrods)
イギリスの老舗高級デパート「ハロッズ」のクリスマスイルミネーションは、
クリスチャン・ディオールとのコラボです！
建物自体にライトが取り付けられて、とってもゴージャスです。
サマセットハウス(Somerset House)
豪華なクリスマスツリーや建物のライトアップがとっても素敵な「サマセットハウス」は、
007シリーズやシャーロックホームズなど、映画やドラマのロケ地としも使われました。
16世紀、この建物の建築を始めたサマセット公は、邸宅が完成する前にロンドン塔で処刑され、
その後王室の住居、海軍のオフィス、税金や戸籍を管理する役所など様々な用途で使われ現在に至ります。
そして、クリスマス時の中庭には、900 平方メートルのスケートリンクが設置されています。
スケートを楽しむには予約が必要ですが、広場へのアクセスは無料なので、
このエレガントな雰囲気を是非楽しんでみてください！
サウスバンクセンター (Southbank Centre)
サウスバンクセンター周辺で開かれるクリスマスマーケットでは、ステージショーやイルミネーション、
アートエキシビション が開催され、フードマーケットや雑貨を販売するショップなどが並びます。
週末に訪れたので大変混雑していましたが、川沿いの遊歩道を歩きながらロンドン橋やミレ二アムブリッジ、
タワーブリッジなどのライトアップを楽しめる場所です。
トラファルガー広場 (Trafalgar Sq)
トラファルガー広場には、高さ20ｍを超えるツリーが飾られています。
これは、第二次世界大戦中の英国の支援に感謝を表するものだそうで、1947年以来、
毎年ツリーが贈られているそうです。豪華さはありませんが、とても高いので目を引きます。
ナショナルギャラリーの正面に手作りの工芸品やお菓子、バールなどのスタンドが出店しています。
ホットチョコレートやグリューワインなどを片手に広場の散策を楽しみましょう。
私たちの訪問時には大雪が降っていたので、思い通りの写真が取れませんでしたが、
とても素敵なホワイトクリスマスの場所になりました。
ロンドンで、こんなきれいな雪が降り積もったのは10年ぶりだったそうです。
レドンホールマーケット(Leadenhall Market)
屋根付きアーケードに衣類・靴・時計店や飲食店が並ぶ、約700年の歴史を誇るレドンホールマーケットは、
映画ハリーポッターのロケ地となったことでも有名です。
トラディショナルなクリスマスツリーのライトが変色する控えめなライトアップですが、
歴史的な建造物にクリスマスツリーが設置されているだけで素敵な空間が楽しめます。
ザ・ナウ・ビルディング（The Now Building）
地下鉄トッテナム・コート・ロード (Tottenham Court Road) 駅に隣接した「ザ・ナウ・ビルディング
(The now Building)」では、ヨーロッパ最大の巨大なデジタル展示スペースで、
アウターネット (Outernet) の音楽やデジタルアートが無料で体感できます。
この時期は、クリスマスソングに合わせた映像です！
ロンドンのホテル選び
ロンドンに行くたびに迷うのがホテルの位置です。
ロンドンは物価が高くて、クリスマス前のホテルの料金は通常より高く設定されていますし、
高い料金を支払ったからといって、市内中心地で自分の満足のいくホテルに泊まれるかというと疑問です。
今回はイルミネーションを見る為、夜の外出を考慮して一番多く利用する地下鉄の Central Lineの周辺で
探してみたところ、市内中心部のホテルは高くて設備も納得したところがなく、最初は困難しましたが、
娘のおかげで 「Z Hotel」 というチェーンホテルが Holborn 駅の近くで見つかりました。
ホテルは新しく清潔で、スーパーや地下鉄の駅が近く、とても便利な立地で夜の外出にも安全です！
部屋にはケトル・ティーセット、石鹸・シャンプー・ボディーシャンプー、ドライヤーなど必需品は
全て揃っていて、日本でいうと「APA Hotel」のような感じです！
清掃は必需品の補充やタオルの交換、ベッドメイキングなど全てしてくれるので、
下手に4つ星ホテルに泊まるよりいいかもしれません。
欠点は、部屋のスペースが狭いのとトイレ・シャワールームが不透明ガラスなので、
同室者がいる場合はプライベート感に欠けますが、一人旅なら全く問題ないと思います。
最後に．．．
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
クリスマスのロンドンはイルミネーションが華やかで活気があり素敵な旅行ができますが、とても寒いので、
帽子、手袋、マフラーなど、しっかり防寒対策をして出かけることをお勧めします！
