山手からシーサイドまでオシャレな神戸の観光スポット!
兵庫県南部に位置する神戸市は、古くから貿易の拠点として発展してきました。
西洋と日本の文化が混ざり合う洗練された神戸には、三宮の繁華街を中心に山手にはレトロな景観を残す
「北野異人館街」、歴史を感じさせる石造りのビルが立ち並ぶ高級ショッピング街「旧居留地」、
日本三大中華街の一つ「南京町」、神戸港のウォーターフロントに面したオシャレな
大型ショッピングモール「ハーバーランド」など多彩な観光スポットが盛りだくさん!
このページでは、神戸の山手からベイエリアまでのお洒落でフォトジェニックな
スポットを紹介していきます。
三ノ宮・元町エリア
神戸北野異人館街
北野異人館街とは、神戸市中央区北野町に明治から大正時代に建てられた外国人が居住していた
洋館が建ち並ぶ一帯のことをいいます。
北野異人館街の歴史は1868(慶応3)年、函館・長崎・横浜についで日本の国際貿易の要として開港した
神戸港と深くかかわりがあり、その当時多くの外国人関係者を迎え入れることがきっかけとなりました。
1945年(昭和20年)の神戸大空襲を免れ、1995(平成7)年の阪神・淡路大震災もしのぎ、
当時の外国人が居住していた建物が多く残され、現在公開されているものだけでも18館もあります。
異人館街の街並みを見ながら散策するのもいいですし、異人館を見学するのであれば、
すべてを見学するのは大変なので、あらがじめ数を絞って見学することをお勧めします。
三ノ宮駅から北野坂を15分ほど上っていくと、異人館街に入ります。
スターバックス北野物語館
レトロなスターバックス・北野物語館は、インスタ映えする撮影スポット!
北野異人館街にあるスターバックスは、国の登録有形文化財に指定されている歴史的建造物です。
1907年(明治40年)に建築された木造2階建ての住宅で、建築当初はアメリカ人が所有していたものです。
建物は阪神・淡路大震災の被害に遭い、所有者から神戸市へ寄贈されたのち解体・保存され、
2001年当時の素材を使って再建・移築されました。
そして、2009年にアメリカのコーヒーチェーン店「スターバックス・北野物語館」としてオープンしました。
白とグリーンのレトロな外観は、異人館街へ向かう人々を魅了し写真を撮る人たちの姿が絶えません。
2階のフロアは、当時の趣が感じられるラウンジ、ダイニングルーム、ゲストルームなどから構成され、
部屋に合わせた調度品が配置されていて、とてもフォトジェニックなスポットです。
スターバックス北野物語館 [Starbucks Kitano monogatari kan]
住所:神戸市中央区 北野町3-1-31
営業時間: 08:00~22:00
レトロでおしゃれな北野異人館街の散策は楽しいですが、高台にあるので坂道や階段は避けられません。
北野町広場では、トランペットやサックスを吹く音楽隊のブロンズ像などがあり、
坂の多い北野異人館街の休憩できる広場の一つです。そして、撮影スポットにもなっています。
この広場の周辺の見どころは、風見鶏の家や旧シャープ住宅、北野天満神社です。
風見鶏の家
北野異人館街のシンボルともいえる風見鶏。
この風見鶏の館は、1909年(明治42年)神戸に住んでいたドイツ人貿易商ゴットフリート・トーマス氏(G.Thomas)の自邸として建てられたものです。
ドイツ人の建築家ゲオルグ・デ・ラランデ氏によって設計され、北野に現存する異人館の中で、
レンガの外壁の建物としては唯一のもので、国の重要文化財に指定されています。
風見鶏の家 [The Former Thomas House]
住所:神戸市中央区北野町3-13-3
開館時間:9:00~18:00(入館は17:45まで)
休館日:6月・2月の第1火(祝日の場合は翌日休)
入館料:500円 (高校生以下、65歳以上の神戸市民、障害者等は無料)
2館券(萌黄の館・風見鶏の館) 650円
公式サイト
萌黄の館
1903年(明治36年)にアメリカ総領事ハンター・シャープ氏の邸宅として建築され、1980年(昭和55年)に
国の重要文化財に指定された萌黄(もえぎ)の館。
2階のテラスからは、神戸の美しい街並みを楽しむことができます。
萌黄の館 [旧シャープ住宅・Kyu Shāpu Jutaku]
住所:神戸市中央区北野町3-10-11
開館時間:9:30~18:00(入館は17:45まで)
休館日:2月第3水曜日及びその翌日
入場料:400円 (高校生以下、65歳以上の神戸市民、障害者等は無料)
2館券(萌黄の館・風見鶏の館) 650円
うろこの館の並びに鎮座するのは、学業成就・恋愛成就のパワースポットとして知られる北野天満神社。
坂と階段を上り続けてきたので階段を目の前にして少し考えますが、パワースポットに興味のない方も、
この階段に挑戦してみてください。 階段を登りきると、素晴らしい絶景スポットが待っています。
北野天満神社
神戸北野異人館が立ち並ぶ北野坂の一角に鎮座する北野天満神社は、学問の神様・菅原道真公を
御祭神とする学業成就のパワースポット。
そして、多くの女性やカップルの訪れる恋愛成就のパワースポットでもあります。
また、「天空の神社」と呼ばれる北野天満神社の境内からは、その名前にちなみ素晴らしい
神戸の街並みが見渡せる撮影スポットにもなっています。息切れしながら石段を上った甲斐がありました。
「天空の神社」こと北野天満神社は学業・恋愛成就のパワースポット!の記事を読む
北野天満神社 [Kitano Tenman shrine]
場所:神戸市中央区北野町3-12
開門時間:7:30~17:00
入場料:無料
北野天満神社公式ページ
さらに坂を上っていくと、外壁が美しい天然スレートで覆われた「うろこの家」やトロワイヨン
(バルビゾン派)の風景画の大作やマチス、ユトリロ、ビュッフェなどヨーロッパの近・現代絵画が
常設展示されている「うろこ美術館」、テレビ番組で「座ると願いごとが叶う椅子」として取り上げられ、
パワースポットとして注目を浴びた「サートゥルヌスの椅子(サターンの椅子)」が展示されている
北野八番館なども異人館街の見どころです。
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生田神社
縁結びのパワースポットと知られている生田神社は、神戸・三ノ宮の繁華街にあるとても古い歴史のある
神社です。
生田神社には大切な人との運勢や未来を占う「水みくじ」がり、都会の喧騒も忘れてしまいそうな
神聖な森や源平ゆかりの史跡、フォトジェニックな撮影スポットなど見どころが沢山あります。
お参りだけでなく、興味深い歴史を辿ることもできます。
あらゆる縁を結ぶパワースポット! 神戸・生田神社の記事を読む
場所:兵庫県神戸市中央区下山手通1丁目2−1
開門時間:7:00〜17:00
入場料:無料
生田神社公式ページ
三宮神社
三宮神社は、生田神社の八柱の裔神を祀った一宮から八宮までの神社の三柱目に当たり、「三宮」
という地名の由来にもなっています。
八社は生田神社を囲うように点在するため「生田裔神(えいしん)八社」とも呼ばれ、八社を巡る
御朱印帳も発行されています。
境内には、源平史跡「河原霊社」や1868年(慶応4年)神社前で備前藩兵と外国兵の衝突した
神戸事件時の「史蹟 神戸事件発生地碑」と当時の大砲が置かれています。
三宮神社 [Sannomiya Shrine]
住所:神戸市中央区三宮町二丁目4-4
旧居留地
「旧居留地」は、明治時代神戸港開港により日本に訪れていた外国人が暮らした地区で、
当時は「東洋一美しい」と言われていた地区です。明治から昭和初期に建てられた歴史的建築物は、
レストランやカフェ、高級ブランドショップなどになって当時の面影が残されており、
特に「旧居留地38番館」は神戸の洗練された美しい街並みの代表とされています。
旧居留地
住所:神戸市中央区浪花町
神戸市立博物館
神戸市立博物館は、かつて外国人居留地であった地域に1982年(昭和57年)、市立南蛮美術館と
考古館の2つの施設が統合されできた人文科学系博物館です。
1935年(昭和10年)建築家・桜井小太郎氏によって設計された新古典主義様式の建物は、横浜正金銀行
(現 三菱東京UFJ銀行)神戸支店として使用された建物です。昭和初期の名建築と評され、
1998年(平成10年)には国の登録文化財になっています。
2階と3階は有料展示スペースですが、1階は古代から現代にいたる地域の歩みをたどる
「神戸の歴史展示室」になっていて、無料で見学をすることができます。
古墳時代から現代までの神戸の歴史を4つのテーマに分けて展示されており、明治~大正にかけての
旧外国人居留地を模型にしたものやデジタル機器で散策する体験型機能、人力車や日本初のパーマ機など
興味深い展示が沢山あります。
また、日本語と英語で解説されているので、海外からの訪問者にも大変喜ばれる場所です。
神戸市立博物館 [Kobe City Museum]
住所:神戸市中央区京町24
開館料金:10:00~18:00(入場は17時30分まで)
休館日:月曜日
入場料:神戸の歴史展示室(1階)は無料
公式ページ
神戸市役所・展望ロビー
フラワーロードに面した神戸市役所1号館の24階にある展望スポット。
素晴らしい眺望が無料で楽しめるのは、いいですね~。
市役所1号館を入ると、展望ロビー行のエレベーターで24階の展望ロビーへアクセスします。
展望ロビーからは、ポートアイランドやメリケンパークなど海側の景色や、北野町や六甲山など山側の
景色が楽しめます。ロビーには休憩スペースが設けられ、神戸の国際交流に関する展示がされています。
展望ロビーは22時までなので、素晴らしい夜景も期待できますね。
同フロアには喫茶店やレストランもあるので、カフェや食事を楽しむこともできます。
神戸市役所・展望ロビー(1号館24階)[Kobe City Hall]
住所:神戸市中央区加納町6-5-1
入場時間:(平日)8:15~22:00・/(土・日・祝)10:00~22:00
*入場時間が変更される場合があるので公式ページで確認してください。
休館日:年末年始(12月29日から翌年1月3日)
入場料:無料
南京町
異国情緒あふれる南京町は、横浜中華街や長崎新地中華街とともに日本三大チャイナタウンの一つです。
中華食材店、雑貨店など多彩な店舗が軒を連ね、人気飲食店の前に長い列ができているところもあります。
テイクアウトや食べ歩きもできて活気のある人気の観光エリアです。
南京町 [Kobe Chinatown]
場所:神戸市中央区元町通・栄町通1~2
SORAYUME
SORAYUME(ソラユメ)は、神戸元町にできた新しいスポット!
360°のプロジェクションマッピングで宇宙空間を楽しみながら、おしゃれなスイーツを楽しめる
コンセプトカフェです。空間に流れる滝のベールや流星群の中を突き抜けるエレベーターやなど、
新しい体験ができるフォトジェニックなスポット。
宇宙をテーマにしたスイーツは、あのボクサンのシェフが監修しています。
宇宙空間が体験ができるコンセプトカフェ「ソラユメ・神戸」の記事を読む
SORAYUME (ソラユメ)
住所:神戸市中央区栄町通1-2-1 MRSXビル1F
営業時間:平日10:00 – 23:00 / 土日祝9:30 – 23:00
入場料:大人(中学生以上)¥600/こども(3歳以下無料)¥300
公式サイト
神戸どうぶつ王国
神戸のポートアイランドにある「神戸どうぶつ王国」は、屋内と屋外の2つのパークに分かれ、
それぞれ植物や動物が実際に生息する地域の環境に近い状態で暮らしている花と動物と人の
ふれあい共生テーマパークです。
鮮やかな花々が咲き誇る屋内のグラスハウスには柵やおりがなく、動物たちの近くを散策したり、
エサをあげることができ、屋外では動物たちのパフォーマンスを見ることができます。
神戸どうぶつ王国の記事はこちらから!
神戸どうぶつ王国 [Kobe Animal Kingdom ]
所在地:神戸市中央区港島南町7-1-9
TEL:078-302-8899 / FAX:078-302-8222
営業時間 :2021年9月1日~
[平 日]10:00~16:00 (入園締切15:30)、[土日祝]10:00~16:00 (入園締切15:30)
入園料:大人(中学生以上) 1,800円、小学生1,000円、幼児(4歳・5歳) 300円、シルバー(65歳~)1,300円
神戸どうぶつ王国 公式ページ
三ノ宮のおすすめコスパホテル
2021年1月、神戸の中心・三宮にオープンした、「ザ ロイヤルパーク キャンバス 神戸三宮」は、
帆船の帆(CANVAS)をイメージして設計されたユニークな外観のコスパホテル。
神戸市営地下鉄「三宮」より2分という三宮の繁華街のど真ん中という便利な立地で、
移動や観光、夜の外出に最適な立地です。
一休comで「ザ ロイヤルパーク キャンバス 神戸三宮」の空室状況を見る
神戸駅周辺
神戸というと港のイメージが強いので、JR神戸駅=ハーバーランドと思いがちですが、
JR神戸駅を挟んで北には楠公(なんこう)さんの愛称で神戸市民に親しまれてきた湊川神社が鎮座しています。
ここでは、神戸港を眺める最高のビュースポットとショッピングやグルメ、映画館、アミューズメントスペースなど大型複合施設が並ぶハーバーランドと史跡や見どころが沢山の湊川神社を紹介します。
湊川神社
JR神戸の北側には名将・楠木正成公を祀り、楠公(なんこう)さんの愛称で神戸市民に親しまれてきた
湊川神社が鎮座しています。
楠木正成公を主祭神とする湊川神社には、正成公の「御殉節地」や水戸光圀公自筆による大楠公墓碑
「嗚呼忠臣楠子之墓」など国指定文化財史跡があります。
また、拝殿には全国の著名画家から奉納された素晴らしい天井画や、境内の参道脇に鎮座する末社
「楠本稲荷神社」などフォトジェニックな見どころが沢山あります。
フォトジェニックなスポットや境内の見どころを紹介した「湊川神社」の記事を読む
湊川神社 [Minatogawa Shrine]
住所:神戸市中央区多聞通三丁目1-1
湊川神社公式ページ
神戸ハーバーランド
神戸港のウォーターフロントにある神戸ハーバーランドumieは、NORTHMALL、SOUTHMALL、
MOSAICの3つのエリアに分かれており、ファッションからグルメ、映画館まで、200以上の
バラエティに富んだお店が揃った大型商業施設で、大人から子供までが1日楽しめるスポットです。
子供たちに大人気の「神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール」も隣接しています。
海沿いの2階には、ハーバーランドを一望できるオープンスペースがあり、対岸のポートタワーの
景色や夜景を楽しむことができます。
遊覧船とは思えない豪華な造りの「神戸ベイクルーズ」や船上での豪華なランチやディナーが楽しめる
「 コンチェルト」など明石海峡大橋の遠望や神戸空港を間近で眺めることのできるクルーズ船も
運行しています。
神戸ハーバーランド [ Kobe Harborland ]
住所:神戸市中央区東川崎町1丁目
ハーバーランド公式ページ
まとめ
いかがでしたか、神戸の観光スポット?
神戸は、世界との玄関口として日本の近代化を先導してきた国際都市であることから、
それに伴い異国情緒を残す街並みが所々にみられます。
そして、神戸の中心部から少し足を伸ばせば、下町情緒が残る商店街や日本最古の三古湯・有馬温泉、
自然あふれる摩耶・六甲山エリアなど今回紹介した神戸の観光スポットとは違った
神戸を見ることができます。