1日半で廻る芸術の都ウィーンの観光スポット!

St.stephens Cathedral,Vienna

ウィーンといえば、モーツアルト、ヨハン・シュトラウス2世、グスタフ・クリムトなど
数々の偉大な音楽家や画家を生み出した芸術の街。

ウィーンの発展は、1278年スイスのハプスブルグ家がウィーンに本拠を移した事から始まり、
世界遺産に登録された歴史地区には何世紀にもわたってハプスブルグ家がつくりあげた華麗な
宮廷文化の面影を残す歴史建造物が見られます。

ウィーンには数多くの見どころがありますが、フライトのキャンセルでウィーンに夕方到着したことから、
滞在時間が短くなってしまったので、1日半で廻った魅力的な観光スポットを紹介します。

ウィーン国際空港から市内へのアクセス手段は、別ページ で紹介しています。


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ウィーン観光に必要な日数

ウィーン観光に必要な日数は、ずばり3日間です!

ウィーンには見どころがたくさんあるので、 地下鉄やバスなどの公共交通機関を利用して
急ぎ足で観光するなら2日間、観光を満喫するなら3日は必要だとおもいます。

前回は3日で観光スポットを廻りましたが、ちょうどよい日程でした。

また、はじめてウィーンを訪れる場合は、乗り降り自由な BIG BUS や HOP-on-Hop-off などの
観光バスを利用すれば、観光スポットの位置感覚も把握しやすく2日間でもかなり満足できると思うので、
検討してみてもいいかと思います。

ウィーンの公共交通機関は、同じチケットで地下鉄・トラム・バスを乗り継ぐことができるので、
比較的シンプルに公共交通機関を乗りこなすことができます。

ウィーンの地下鉄・トラム・バスの乗り方やチケットの購入方法については 別ページ で説明しています。

また、「ウィーンシティカード(Vienna City Card)」を持っていれば、ウィーン市内の美術館・博物館
などの観光スポットやレストラン、ショッピングでの割引特典とともに交通機関も乗り放題になります。

ウィーンの旧市街

Vienna

ウィーンの旧市街は、馬の蹄をききながら時折通り過ぎる馬車と石畳の美しい景観が広がり、
歴史的な街並み全体が世界遺産に登録されていますが、近年歴史地区に近代的な高層ビルなどが建ち並び、2017年に危機遺産に登録されてしまいました。

vienna

街の中心には「リンクシュトラーセ (リング通り・Ringstraße)」と呼ばれる19世紀半ば、
皇帝フランツ・ヨーゼフ一世によって旧市街を囲んでいた城壁が撤去された跡地に建設された、ウィーン旧市街を囲む主要環状道路が造られ、リングの内側の旧市街のとリング通り周辺に観光スポットが集中しています。

ウィーンは、他の主要なヨーロッパの都市と違い、地区ごとにロマネスク様式、ゴシック様式、バロック様式、ルネサンス様式など様々な建築様式が点在しているので街歩きだけでも楽しめます。

アンカー時計

Ankeruhr, Vienna

アンカー時計 / Ankeruhr
場所:Hoher Markt 10-11, 1010 Wien

旧市街のホーアーマルクト広場にある「アンカー時計(Ankeruhr)」は、保険会社の2つのビルを繋いだ
空中回廊にある華やかな「からくり時計」です。

ブロンズに金箔のアールヌーボーの装飾は、グスタフ・クリムトの同僚だった画家フランツ・マッチ
(Franz Josef Karl Edler von Matsch)によるデザインで、知らなくても一旦足を止めて眺めてしまいます。

からくり時計は1914年に造られ、マルクス・アウレリウスやマリア・テレジア、ハイドンなど、
ウィーンと関わりの深い12人の歴史的人物が1時間ごとに交代で姿を現し、正午には音楽と共に
12人すべてが姿を見せます。

ビデオにする場合は一瞬で終わってしまうので、時間前に行ってスマホを持ち構えててくださいね!

Vienna

馬の蹄を聞きながらシュテファン大聖堂へと向かいます。

途中、ホットドッグスタンドを発見 !!
ウィーンの街中には、小さなホットドッグスタンドが所々にみられます。

Hot dog stand Kasekrainer, Vienna

パリッ!と歯ごたえのあるチーズが入ったあつあつのソーセージ「ケーゼクライナー 」は、美味しいので
ウィーン観光のコースにも取り入れてみてください!

ケチャップやマスタードは、好みによって付け足してくれますよ。

シュテファン大聖堂

Stephansdom,Vienna St.stephens Cathedral,Vienna

 

シュテファン大聖堂 / Stephansdom
場所: 見学時間:(月~土曜) 6:00~22:00 (日曜・祝日) 7:00~22:00
アクセス:U1, U3 [Stephansplatz]下車
公式サイト

ウィーンのシンボル「シュテファン大聖堂 (Stephansdom)は、正面一部のロマネスク様式を除いて
高い天井やステンドグラスの美しいゴシック様式の教会です。

3つの尖塔のうち一番高い南側の塔は、137メートルとオーストリアで一番の高さを誇り、
有料で上ることが出来ます。教会の一部は無料で見学できます。

大聖堂内にはモーツアルトをはじめ、歴史的人物やハプスブルグ家代々の霊廟があり、
モーツアルトの結婚式や葬儀がおこなわれた場所としても有名です。

Stephansdom,Wien

ちなみに10色のタイルでできたモザイク屋根は、寄付をすることによって自分の名前が入るそうです!

また、シュテファン大聖堂は、カールス教会 (Karlskirche)と並び、本格的なオーケストラのコンサートが
定期的に行われることで有名です。チケットは Get Your Guide で購入できます!

Stephansplatz,Vienna

シュテファン広場には教会を囲むようにお土産店やカフェ、ショップなどが軒を並べています。
また、広場に面して「地下鉄 Stephansplatz 駅」 の入り口もあり多くの人で賑わっています。

ここから南へ「ケルントナー通り (Kärntner Straße) 」を通ると国立オペラ座へ10分ほどです。

St.stephens Cathedral,Vienna

「グラーベン通り (Graben Straße)」は、シュテファン広場から西へと向かう通りでカフェ、レストラン、
ショップ、有名ブランド店などが立ち並び、脇道にはホットドッグスタンドなどの露店もあり活気があります。

Stephansplatz,Vienna

 

ペスト記念柱

Pestsaeule,Vienna

グラーベン通りでひときわ目を引く「ペスト記念柱 (Pestsaeule)」は、14世紀ごろヨーロッパで流行った
ペストの終息を願って1693年バロック様式で建てられたものです。

シュテファン大聖堂周辺の観光後は、 Stephansplatz 駅 から地下鉄でプラーター遊園地へ向かいます。

プラーター/遊園地

Prater Wien

プラーター / Prater
場所:Prater
時間:季節によって違うので、公式サイトで確認しましょう。
入場料:無料
アクセス:地下鉄 U1, U2 Praterstern

地下鉄「Pratersten 駅」を出るとプラーターのシンボル大観覧車を目指して遊園地へと向かいます。

ウィーン市内の中心部の東に2区に位置する「プラーター」は、600万平方メートルの敷地を所有する
プラーター公園の中にある遊園地で、敷地内にはディスコやレストランもあり入園料は無料です!

アトラクションを利用する場合のみ有料なので敷地内を散策するだけでも楽しいです。

観光客向けのアミューズメントパークという感じではなく、地元の人で賑わっているような感じでした。
22時を過ぎると、ミニスカートにハイヒールで、ディスコに向かう女子グループの姿も...

prater wien

ウイーンのシンボル大観覧車は入り口付近にあり、まだ現役です!

映画 「第三の男 (オーソン・ウェールズ) 」や「007 ジェームス・ボンド シリーズ」の撮影でも
重要な役目を果たし、2016年「ヨーロッパ映画文化の記念碑」にも選ばれています。

大観覧車の下にあるレストランは、007 ジェームス・ボンド シリーズ の撮影用に造られたのが好評で、
そのままレストランになってしまったそうです。

Prater Wien Prater Wien

遊園地の中には、レトロな乗り物から地上117メートルの空中で回転するブランコなど意外と勇気のいる
アトラクション、お化け屋敷や迷路、70体以上の蝋人形が展示されているマダム・タッソー館など、
その数は250以上にも余ります。

アトラクションはそれぞれの都市によって違うので、見てるだけでも面白いです。
乗り物を楽しみたい人は、アトラクションによって カードが使えない窓口があるので、
現金を用意しておきましょう!

Prater Wien

・・・あった!! 11年前当時10歳と6歳の子供と3人で乗ったタイヤの急流すべり発見です!

遊泳プールなどで、タイヤの上に乗って滑り台から滑ってくるのとよく似てるけど、
遊園地で乗るのはスリル満点!

「タイヤの形のボートに乗ってさあ出発!」と思っていたのが、いきなりエレベーターで頂上まで登り、
そこからかなりのスピードで下まで降りてくるというもの。

通常、急流すべりでも水路を流れながら頂点に行きつくのに、急にエレベーターで高いところへ移され、
そこからいきなりすごいスピードで急流を流れていくとは予想もしていなかったので、
3人で震えあがったのを覚えています。 懐かしいです!

Prater Wien

あっという間に時間が過ぎて23時を過ぎてしまったので、ホテルへ向かいます。

この時間になると、日中目につかなかった酔っぱらいや怪しそうな人たちが目につきます。
地下鉄の駅もあまり安全ではないので注意です!

ウイーンで宿泊したホテル

今回宿泊したホテルは、「地下鉄 U-2 Taborstraße 駅」の近くに立地する Hotel Nestroy
Booking.com から予約しました。

Booking.com は、無料会員登録することによって会員だけのお得な価格設定や Genius 割引があります。

ホテルは地下鉄やトラムの駅に近く、フィットネス施設もあり、部屋も大きくて清潔でした。
大きなスーパーが2件も近くにあり、素泊まりプランだったので、とても便利でした。

ホテル選びのポイント

ホテルは、できるだけ市内中心地寄りで、地下鉄の駅とスーパーが近くにあれば問題ないと思います。

ホテルの星の数は多いに越したことはありませんが、個人的には清潔でリーズナブルならOKです。
そして、部屋に冷蔵庫・ケトル・WiFi・冷暖房完備されている事が条件です。

ウィーンは人気観光都市なので、ほぼ一年中観光客が途絶えることはなく、ホテルの料金も高めに
設定されています。なかでもリング通り内側の王宮などのある歴史地区は、5つ星の並ぶ高級ホテル街なので、
観光スポットへは徒歩でアクセスできて便利ですが、お財布と相談する必要があります。

歴史区・シュテファン大聖堂周辺 の人気ホテル一覧を見る

歴史地区から地下鉄で2・3駅程離れると、4つ星でも適当な価格で泊まれる所があるので、
中心部に執着してペンションなどに泊まって節約するか、それほど中心部から離れていないけど設備の整った
4つ星ホテルを選ぶか...こちらは個人の価値観によります。私は後者を選択します。

ウィーンは地下鉄やトラムなどの交通網も行き届いていて、平日は0時過ぎ、週末は24時間運行しており、
ヨーロッパの中でもかなり治安のよい街だと思うので、交通機関を使っての夜の外出も可能です。

 

Ready to Land
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