姫路の強力なパワースポット「書写山圓教寺」

近畿
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西の比叡山と称される書写山圓教寺は、天台宗の修行道場であると同時に西国三十三霊場の
第二十七番札所でもあり、各地から多くの巡礼者がおとずれます。

また、近年ハリウッド映画の舞台ともなり、海外からも多くの観光客が訪れる名刹でもあります。
武蔵坊弁慶が修行し、豊臣秀吉が陣営を張った歴史を語る場所であり、映画監督を魅了した
書写山圓教寺の見どころやアクセス方法などを紹介します。


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書写山圓教寺とは

書写山圓教寺は平安時代、性空上人(しょうくうしょうにん)によって開かれた千余年の歴史をもつ
播磨の古刹です。

圓教寺の境内は書写山上一帯という広大な敷地のことをいい、山門から十妙院付近までが「東谷」、
摩尼殿付近は「中谷」、大講堂、食堂、常行堂など「三つの堂」から開山堂のある「奥の院」あたりまでは
「西谷」と呼ばれ三つの谷に分けられています。

摩尼殿

磨尼殿は如意輪堂とも呼ばれ、ご本尊は六臂如意輪観世音菩薩です。
ご利益は智慧、財福、福徳授与、安産、延命とされています。

国の重要文化財「四天王像」多聞天、広目天、増長天、持國天もここに安置されています。

摩尼殿は、崖や池などの上に長い柱と貫で建物を固定して床下を支える「舞台造り」という清水寺の本堂と
おなじ建築様式で建てられている迫力あるお堂です。

性空上人が桜の木に天人が礼拝する姿を見て、その生きた桜の木に如意輪観音を刻み、その周囲に柱を建てて
屋根を付けたのがこの摩尼殿の始まりになりました。

この生えている桜の木を覆うため、岩山の中腹に建つ舞台造り建築となったそうです。

摩尼殿でいただけるご朱印と散華

 

摩尼殿ではご本尊の如意輪観音の御朱印と一緒に散華(さんげ)をいただきました。

西国三十三所各札所で御朱印を頂いたのが初めてで知らなかったのですが、散華とは「ハスの花びら」
を模した紙のお守りで、西国三十三所各札所で御朱印をいただくと無料でいただけるそうです。

 書写山圓教寺のオリジナルの御朱印帳やお守りなどもおかれています。

摩尼殿からさらに奥へと歩くと、そこは自然と神秘の調和した別世界・・・

樹齢数百年の大木やゴツゴツとした岩、苔、野鳥の姿など、普段目にすることもない自然の険しい景色が
視界に広がってきます。一歩ずつ、この地に宿る1000年のパワー吸収しながら西谷への向かいます。

ハリウッド映画や大河ドラマなどのロケ地にもなった

摩尼殿から10分ほど歩くと「西谷」の3つのお堂が並んだ広場が見えてきました。

この場所は、ハリウッド映画「ラストサムライ」のほか、大河ドラマ「武蔵」、「軍師官兵衛」などの
ロケが行われた場所です。

地元なのに書写山圓教寺に参拝したことがない私は、映画「ラストサムライ」を見た時、日本のどこで撮影したのかと興味を持ちましたが、まさか自分の身近にこんな素晴らしい場所があるなんて知りませんでした。

三之堂

コの字型に建てられた大講堂、食堂、常行堂の三つのお堂を称して「三之堂」と言います。
大講堂と食堂は、室町時代に建立された国指定重要文化財です。

この「西谷」は、参拝者の多い摩尼殿付近の「中谷」とはうってかわった静けさです。

食堂

コの字型の中央に位置するのが食堂(じきどう)という修行僧の寝食の建物です。
平安末期、1174年(承安4年)に後白河法皇の勅願により創建されました。

2階建ての食堂は大変珍しく、長さ約40メートルは日本全国でも他に類がないそうです。

大講堂、食堂、常行堂とも鎌倉末期、1331年(元徳3年)に全焼し再建されましたが、
この食堂だけはなぜか未完成のまま放置されていて、昭和38年の解体修理の際に完成されました。

食堂では写経体験もできます。
スマホに慣れてしまうと、字を書くこと自体が難しいです。

あの弁慶もここ書写山圓教寺で修行をした

食堂の上階は展示室になっていて、数多くの仏像や歴史的な品が陳列されている中に長さ2mほどの
武蔵坊弁慶の勉強机が展示されています。

全国から多くの僧侶が集まる修行の地である書写山圓教寺で、弁慶も7歳~17歳の10年間修行を行なった
といわれ、この大きな机を小脇に抱えて持ち歩いたと伝えられています。

この食堂と大講堂に挟まれた一角には、弁慶が大講堂をはじめとする山内の建物を焼き尽くしてしまった
という伝説の鏡井戸があります。

食堂でいただける2種類の御朱印

 

圓教寺のご本堂である大講堂(釈迦如来)、根本堂(薬師如来)のご朱印も食堂でいただけます。

大講堂

この圓教寺の本堂にあたる大講堂は、986年(寛和2年)花山法皇の勅願により創建されています。
現在の建物は室町時代に再建されたものです。

大講堂はお経の講義や座禅、論議などをした修行の場所で、内陣には釈迦三尊像が安置されています。

ご本尊は平安時代作の釈迦如来(中央)、そして左に普賢菩薩、右に文殊菩薩が鎮座しています。

常行堂

常行堂は、常行三昧をするための道場です。
常行三昧とは、ひたすら阿弥陀仏の名を唱えながら本尊を回る修行だそうです。

大講堂に向かって舞台が造られていて、釈迦如来に奉納するための舞楽が行われていました。

戦国時代、圓教寺は陣所ともなった

戦国時代に圓教寺は戦火にあっており、1578年、織田信長より中国出兵を命じられた豊臣秀吉(羽柴秀吉)は、播磨の豪族に背かれた際に黒田官兵衛の手引きで、一時ここに陣を張りました。

三之堂からさらに展望広場の方向へ進むと鐘楼や法華堂、根本薬師堂などがあり、訪れる人がぐっと
少なくなるので、ひっそりとして趣があります。

お寺の境内にいることを忘れてしまいそうな、素晴らしい景色です。

この先には展望広場があり、瀬戸内海に浮かぶ小豆島をはじめとする島々や、四国までも見ることができます。

弁慶と義経の運命の出会いのきっかけとなった

昼寝をしていた弁慶は、悪僧・信濃坊戒円(かいえん)に顔にいたずら書きをされ、大激怒し大喧嘩となった
挙句、大講堂をはじめとする山内の建物を焼き尽くしてしまいます。

事件を起こした弁慶は、自分の罪を償うため、侍から太刀を千本奪い取って再建のための財を得ることを
仏に誓ったと言います。弁慶は誓い通り侍から太刀を奪い歩き最後の1本となった時に、京の五条大橋で
牛若丸(源義経)と出会うことになるのです。

書写山圓教寺へのアクセス

運行時間:8:30~ 時期によって運行時間が変わります
料金:大人 片道 600円 往復1000円 / 子供 片道 300円 往復 500円
参考サイト:書写山ロープウェイ公式サイト

標高371mの志納所がある山頂まで歩いて40分なので、登山を楽しむこともできますが、
それを10分の1に短縮してしまうのがロープウェイです。
約4分の空中散策で、山麓駅と山頂駅を繋いでいます。

山頂駅を降りると志納所があり、そこで入山料500円を納めます。
お堂では自分の靴を脱いで持参するので、こちらでビニール袋を1枚もらいます。

摩尼殿までは徒歩で30分ほどですが、足に自信のない人は、志納所で1000円納めると志納所と摩尼殿の
間の送迎バスを利用できます。

 

場所:姫路市書写2968

入山時間: 4月1日〜10月10日    平日8:30〜18:00/日曜・祝日8:30〜19:00
10月11日〜11月30日    平日8:30〜17:00/日曜・祝日8:30〜18:00
12月1日 ~ 3 月 31日  8:30〜17:00

入山料金:500 円

志納金:500 円 (ロープウェイ山上駅~圓教寺摩尼殿間のマイクロバスが利用できます)

▶電車でアクセス
JR・山陽電鉄「姫路」駅より神姫バス「書写山ロープウェイ」下車。
書写山ロープウェイ「山麓」駅より「山上」駅下車、徒歩約20分もしくはマイクロバスで

▶車でアクセス(ロープウェイ山麓駅の駐車場まで)
山陽自動車道「山陽姫路西」ICより約10分。
書写山ロープウェイ「山麓」駅より「山上」駅下車、徒歩約20分もしくはマイクロバスで
車で書写山圓教寺まではアクセスできません。ロープウェイ山麓駅に無料の駐車場があります。

書写山圓教寺公式サイト

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まとめ

待望の書写山圓教寺へ行ってきましたが、これだけ広いとは思いませんでした。
書写山圓教寺の敷地は、書写山一帯というのですからどれだけ広いか想像できると思います。
広いだけでなく見どころが沢山あって、見落としたものもあるので、また次回行ってみたいと思います。

私たちは写真を撮り続けていたので時間があっという間に過ぎてしまったのですが、
訪問時間は4時間くらい見ておいた方がいいと思います。

そして、時期によってロープウェイの運行時間が変わるので、あらかじめ最終運行時間を
チェックしておくことをお勧めします。
最終に乗れないと、足場があまりよくない山を自力で降りることになるので要注意です。