美しいバロック建築が建ち並び、中世の街並みを残すドレスデン。
「世界最古のクリスマスマーケット」が開かれる街として有名なドレスデンは、
「世界最大のクリスマスマーケット」で有名なシュトゥットガルトと「世界一有名なクリスマスマーケット」
として知られるニュールンベルクと並んで、ドイツ3大クリスマスマーケットの1つです!
クリスマスの装飾で飾られたドレスデンは、まさにメルヘンの国へ行ったような素敵な街並みなので、
子供のようにはしゃいでしまいました。
ドレスデンで開かれているクリスマスマーケットの中から、中心部の観光スポットの近くで
開催されているクリスマーケット3か所を訪問してきました。
クリスマスマーケットの位置
ドレスデンで訪れた市内中心部の観光スポットに近いクリスマスマーケットを3ヶ所紹介しています。
ドイツの古都・ドレスデンを1日で廻る観光スポットの記事は、こちらからチェック!
シュタルホフ・アドベント・フェスティバル
ドレスデン王宮のシュタルホフ城壁内で開催される「シュタルホフ・アドベント・フェスティバル」は、
まさしく中世を思わせるクリスマスマーケットです。
スタンドの装飾やスタッフも中世を思わせる衣装をまとっていて、とても個性的です。
ドレスデンでの木工や鉱業、陶器など伝統工芸のスタントが並び、実演販売されています。
ライトアップのない日中でも十分楽しめるクリスマスマーケットでした。
どちらかというと、小さな子供向きではなく、大人が楽しめるクリスマスマーケットです。
12月27日以降は、「ドレスデン・ラオネヒテ」が開催されます。
ラオネヒテは、クリスマスから三王礼拝の日(1 月 6 日)までの間の暗闇を指します。
この期間はクリスマス マーケットとは対照的に、魔法使いや妖怪、占い師などが登場します。
ノイマルクト・アドベント・クリスマスマーケット
フラウエン教会の周辺で開催される伝統的な「ノイマルクト・アドベント・クリスマスマーケット」では、
地域伝統の陶器、ガラス製品、レース製品などを販売されるスタンドが建ち並んでいます。
近くに行くと混んでいるので、エルベ川沿いの歩道から写真を撮りました。
メルヘンの国に来たようです!
広場の中央には 8mの高さのクリスピラミッドが設置され、あまり広くない通りの両脇には、
クリスマスのお菓子や飾り付け、ドリンク・スナックの店舗がぎっしり並び、凄い人混みでした。
月曜の午後3時ごろでしたが、元日のお宮参りのように混んでいました。
シュトリーツェルマルクト・クリスマスマーケット
ショッピング街に近いアルクトマルクト広場の「シュトリーツェルマルクト・クリスマスマーケット」は、
世界最古のクリスマスマーケットで、その歴史は15世紀迄さかのぼります。
歴史あるクリスマスマーケットには、毎年250万人の訪問者を迎えるそうです。
広場の中央には15mの高さのクリスマスツリーや、高さ14.62mの立派なクリスマスピラミッドがあり、
ライトアップ時には、とても華やかなでメルヘンの国にいるようで素敵でした!
アルクトマルクト広場では、ドレスデンの伝統工業であるクリスマスアーチのスタンドが沢山出ています。
木製の色々なデザインのアーチやかわいい飾りがあるので、見ているだけでもワクワクします!
かわいすぎたので迷いに迷って、記念に一つ購入しました!
広場にはサンタクロースの家や観覧車、メリーゴーランドなども設けられ、大人も小さな子供も楽しめる
スペースが用意されています。
クリスマスマーケット巡りのアドバイス
クリスマスマーケットは、どちらかというとライトアップしてからいきたい方なんですが、
ドイツは凄く冷え込むので、防寒対策が必要です!
手袋や帽子はもちろんのこと、ハンドウォーマーなどをポケットに入れたり、カイロを貼ったりして
準備を整えて訪問しましょう!
幸いアルクトマルクト広場には、大きなショッピングモールがあります。
日本のショッピングモールのように、食料品やフードコートもあるので、寒くなれば館内で温まって、
トイレも借りてから再度クリスマスマーケットへ出発するといいと思います!
ベルリンのクリスマスマーケットの記事を チェック!
まとめ
ドレスデンは、ベルリンと違い街自体が小さいので観光スポットの近くに設置されている
クリスマスマーケットに簡単にアクセスできます。
ドレスデンは、ドイツのベルリンやチェコのプラハからもアクセスしやすい位置にあります。
ベルリンから鉄道で2時間、長距離バスで約3時間で簡単にアクセスでき、チェコのプラハへも
長距離バスで約2時間弱に位置するので、どちらかの都市から1日観光で訪れるのもいいかもしれませんね。