洞窟．．．というと、なんだか神秘的な冒険ができそうで、ワクワクしてきませんか？
沖縄本土では恩納村の真栄田岬にある「青の洞窟」が、ダイバーに人気のスポットとなっていて、
太陽の光がコバルトブルーの海に反射して神秘的な光の演出をみれる場所として有名です。
初心者でも潜れるように 体験ダイビング も開催されているようなので、一度行ってみたいところです！
石垣島にある「伊原間サビチ洞」は、日本で唯一海に抜ける鍾乳洞で、ちょっとした洞窟の探検と
エメラルドグリーンの絶景を観賞できるという事で訪れました。
メジャーな場所ではないので、人も少なく絶景の鑑賞以上に楽しめた伊原間サビチ洞を紹介します。
伊原間サビチ洞について
伊原間サビチ洞（いばるま さびちどう）は、伊原間湾のそばにある鍾乳洞です。
鍾乳洞は、2億7000年ほど前に海底より浮上して形成したのではないかといわれています。
洞窟は全長324m、そのうち公開部分は237ｍと規模は小さいですが、中がひんやりとして、
ちょっとした冒険気分が味わえます！
天井の高さは場所によって変化しますが、最高で12メートル程あり自然のままでワイルドです。
コウモリもいるようです．．．
暗くひんやりとした鍾乳洞内では大きな池や、鍾乳石のつららなど自然が形成した姿が見られます。
地元の工芸品や壺なども展示されており、沖縄の文化についても学べます。
海に抜ける鍾乳洞
伊原間サビチ洞は、日本で唯一海に抜ける貫通型の鍾乳洞として有名で、干潮時には亀の形やキノコなど
珍しい形をした岩を見ることが出来ます！
洞窟を抜けると「絶景スポット」と反対側には「ビーチ」という標識に分かれていますが、
係員の人に、「今日は絶景スポットは、無理だと思うよ。」と言われたのでビーチ側へ行ってみました。
最初は海など全く見えず、不規則な階段や緑が茂る細い道のり．．．湿った石の上は滑るし、
ビーチサンダルでは歩きにくい！
ビーチサンダルできたことを本当に後悔したのは、私達の苦手な自然の生き物(虫)が沢山いた時！！！
南国というだけあり、見たこともないかなり大きな虫がわんさかいました。
足に引っ付いたりして、ギャー！と悲鳴をあげながら、引き返そうかと思ったのですが、
茂みから見えたエメラルドグリーンの砂浜へ行きたくて、勇気を振り絞って前へ進みました。
先に海があっても洞窟の観光は、滑り止め付きのスニーカーですね！
頑張って先に進むと、こんなきれいなビーチに来れました！
ビーチには自然の海の生き物．．．カニ？ 多分シオマキ？だと思いますが．．．
だーれもいないプライベートビーチです！
水着は常に服の下に着用しているので、入っていいのか．．．なんて考えず海へ突入です！
しばらくここで海水浴していましたが、2～3組通りすぎただけでとっても静かでした。
このあと虫に会わないように、歩きにくいビーチサンダルで来た道を走って帰りました！
石垣島の観光スポットやレンタカー情報など、別ページ で紹介しています！
服装について
洞窟の中はひんやりしているので、軽く羽織るものを持っていると便利です。
足元は滑りにくい靴がお勧めです！
洞窟内は地面が濡れていて滑りやすいのと、洞窟を出てから海へ向かうまでの道のりは、
整備されていない自然の通路なので、歩きやすさも考える必要があります。
まとめ
石垣島には、石垣島鍾乳洞と伊原間サビチ洞がありますが、こちらの方がワイルドという事を聞き、
伊原間サビチ洞にきて正解でした！
洞窟の規模は小さいので洞窟観光であれば少し物足りないかもしれませんが、
日本で唯一海に出れる鍾乳洞というのは魅力的です！
絶景は天候にも左右されますが、人も少なく冒険が楽しめます！
石垣島からは、竹富島 への 日帰り離島ツアー も出ています。
水牛車に乗ったり、離島ならではの美しい海辺の景色が楽しめます。
基本情報とアクセス
伊原間サビチ洞（いばるま さびちどう）
場所：石垣市伊原間185－44 Google map でみる
見学時間：9:30～17:00(入場は16:30まで)
入場料：大人1.200円、 小人 600円(4歳～中学生）
駐車場：無料
公式サイト
