そろそろ行きたい海外旅行「イタリア」にはいつから行ける?

italiaイタリア

コロナウィルス感染で海外旅行が自由にできなくなってからほぼ3年...
そろそろ海外旅行へ出かける計画を立てている方も多いのでは?

イタリアをはじめ、多くのヨーロッパの国で入国制限完全解除が進んだことによって、
ワクチン接種を3回以上完了している場合は、安心して海外旅行に出かけられるようになりました。

そう、海外旅行はもう再開しています!

ロシアのウクライナ侵攻問題の関係で、ヨーロッパ方面への旅行をためらうこともあるかと思いますが、
経路の変更のため飛行時間が少し長くなるだけで、フライトには問題ありません。

このページでは、イタリアへの入国方法や現地事情、帰国難民にならないように
日本への帰国手順などを紹介します。

日本入国前検査と陰性証明が不要になった

kansai airport, osaka,Japan

2022年9月7日から日本への入国制限が大幅に緩和され、日本へ帰国・入国する場合、
帰国72時間前検査と陰性証明の提示義務が免除されました。

これは、あくまでも新型コロナウィルスのワクチン接種を3回以上していることが条件です。

これによって、今まで帰国前検査と陰性証明の提示義務で渡航国で検査を受け、「陽性」となり
日本に帰国することができない「帰国難民」になることが心配で海外旅行に踏みきれなかった人も、
安心して旅行ができるようになりました!

ヨーロッパ便は、ウクライナ情勢の関係でロシア上空を飛ぶ空路が使えないため、
直行便が減ったり空路が変わったりしています。

それに加えて、今まで低価格で購入できたヨーロッパ系の航空会社の運賃も高騰し、格安ツアーなどでは、
中東経由のカタール航空やエミレーツ航空、アジア経由の便を使うケースが多く見られます。

「それでも私はヨーロッパ系の航空会社!」という方は、コロナ渦でも常に運行していた
エールフランス航空が比較的低価格で航空券を提供しています。

コロナ禍とはいえ人気のある都市へのフライトは、満席で予約ができないなんてことも...

海外旅行を検討しているなら、価格が上昇しないうちに 海外格安航空券予約サイト-skyticket.jp- などで
早めに航空券をおさえておくのが得策でしょう。

イタリア入国について

Roma Foro Romano

イタリア入国にはワクチン接種証明書も陰性証明書も必要ありません。

ただし、日本帰国時にワクチン接種証明書がない場合、日本政府が認める新型コロナウィルス検査と
陰性証明書を取得するという、9月6日までの帰国方法で帰ることになります。

経由便でイタリアに行く場合、経由する国の航空会社によって陰性証明書を取得しなければ
ならない場合もあるので、必ず予約した航空会社や旅行会社に確認するようにしましょう。
乗り継ぎの情報を大使館のホームページで確認

イタリア入国基本情報

パスポート残存期間:イタリア入国時に90日以上の残存期間が必要

ビザ:観光などを目的とした短期滞在であれば90日以内のビザは免除

出入国カードの記入:不要

イタリアはシェンゲン協定加盟国なので、ヨーロッパの最初に訪れた国で入国審査が行われます。

シェンゲン協定 とは?

ヨーロッパの国家間において、国境検査なしで
国境を越えることを許可する協定です。

協定加盟国は?

オーストリア、ベルギー、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、
フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、イタリア、
ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、
オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイスです!

私はエールフランス航空のパリ経由でイタリアに入国したので、フランスで入国審査を受けました。

5月下旬に出発したのですが、出発時に日本のチェックインカウンターでワクチン完全接種証明書を
提示しただけで、パリの税関ではコロナ以前と同じようにすんなり通過しました。

これは余談ですが、乗り継ぎに30時間以上あったので、それを利用してパリの市内観光もしましたが、
観光スポットや街中はコロナ禍とは思えないほどツーリストで賑わい、街中はもちろんのこと、
空港ロビーや交通機関内でマスクをしている人の方が少なく驚きました。

8月1日以降、フランスも入国時にワクチン完全接種証明書を提示する必要がなくなりました。

個人では、ちょっと心細いし面倒...という場合はツアーがおススメです。
一都市滞在型のフリープランから、イタリアの周遊プランまで安心して旅行を満喫できます。

イタリア国内での移動について

milano centrale

COVID-19グリーン証明書の提示義務は、介護施設や入院病棟等に訪問者としてアクセスするに際して
一部残っていますが、原則撤廃されました。

イタリア国内の移動は、コロナ以前と同じように自由にできるようになり、フィレンツェヴェネツィア
ローマ などの人気都市にはヨーロッパからのツーリストが集中し、コロナ以前の賑わいをみせています。

 ローマの観光スポットをチェック!
ローマ観光定番のトレヴィの泉やコロッセオから穴場・絶景スポットなど
ローマの観光スポットを紹介しています!

マスク着用について

2022年10月1日から州間を移動する高速列車、長距離バス、船、地域のバス、メトロなどの
交通機関の利用時のマスク着用義務がなくなりました。

市内の観光では、教会、美術館などマスク着用を推奨しているところもありますが義務ではありません。
街中はマスクなしで自由に歩けます。

医療施設、介護施設の利用者や訪問者は、FFP2型のマスク着用が義務づけられています。

 

日本帰国時に必要なもの

paris charle de gaulle airport

日本帰国が近付いたら、まず政府が推奨しているファストトラックの登録をしましょう。

ファストトラックとは、海外から日本に入国する前に「 MySOS」アプリで、あらかじめ
検疫手続きの一部を済ませておくものです。

11月1日から、日本入国のための「検疫(ファストトラック)」の機能が「MySOS」から、
「Visit Japan Web」に切り替えられました。Visit Japan Webで「検疫」、「入国審査」、
「税関申告」の全てを完結できるようになりました。

前章でもふれたとおりイタリア入国時にワクチン接種証明書は不要ですが、帰国時に必要です!

日本政府が帰国時に帰国前検査と陰性証明を免除する条件は、ワクチン接種が3回完了している人のみです。

ワクチン接種が3回完了していない場合は、日本政府が認める新型コロナウィルス検査と陰性証明書を
取得するという、9月6日までの帰国方法で帰ることになります。

ワクチン接種証明書を取得する


日本政府が公式と推奨するワクチン接種証明書は、マイナンバーカードがある人は、
とても簡単にデジタル版を取得できます。

マイナンバーカードを所持している場合

新型コロナワクチン接種証明書アプリをスマホにダウンロードして、マイナンバーカードと
パスポートを読み込み発行ボタンを押して完了です。

詳細表示ボタンを押すとワクチン接種記録が表示されます。

証明書の詳細画面から「この証明書を画像として保存」をタップしておくと、簡単に証明書が提示でき、
印刷することもできます。

マイナンバーカードを所持していない場合

マイナンバーカードを所持していない場合は、自分の住んでいる市区町村にワクチン接種証明の申請をします。証明書の取得に10日間から14日間ほどかかることもあるので、余裕をもって申請する必要があります。

ファストトラックの登録

 

スマートフォンに Visit Japan Web をダウンロードし、日本到着6時間前までに登録を完了しておけば、
日本入国時には検疫の一部が終了しているのでスムーズに入国できます。

ワクチン接種を3回以上完了している場合

Visit Japan Webに登録します。

登録に必要なもの
・パスポート
・日本政府公認のワクチン接種証明書

厚生労働省の Visit Japan Web 詳細

 

ワクチン接種を3回以上完了していない場合

ワクチン未接種の場合、ワクチン接種を3回以上完了している人に比べると費用もかかり面倒です。

というのも、帰国前に現地の医療施設で実費でPCR検査を受け、日本語か英語で書かれた日本政府が
有効とする陰性証明を取得し、に登録する必要があるからです。

Visit Japan Webに以下の内容を登録します。
・パスポート
・日本政府公認のワクチン接種証明書
・出国前72時間以内の検査証明書の有効性の確認(ワクチン接種を3回以上完了していない人) 

イタリア出国時のチェックインには、出発72時間前に実施されたPCR検査の陰性証明を
提示する必要があります。

有効な新型コロナウィルス検査証明は、厚生労働省公式サイトから取得できます。

帰国時のチェックインについて

paris charle de gaulle airport

帰国時のチェックインは、パスポート、航空券と青色になっている Visit Japan Web を提示すればOKです。

この「Visit Japan Web」は、海外から日本へ帰国・入国する場合に必要です。

ただし、各航空会社のチェックインカウンターに最新の日本の検疫情報が届くのに時間がかかるため、
ワクチン接種証明の提示を求められることもあるので、すべての証明書が簡単に提出できるように
用意しておくことをお勧めします!

まとめ

イタリアへの入国と帰国方法を説明しましたが、多くのヨーロッパの国が入国制限完全解除をしているので、
航空券とパスポートさえあれば、殆どの国でコロナ以前と同じように入国ができるようになっています。

また、10月11日から入国者や帰国者の入国時検査と入国後の自宅又は宿泊施設での待機が免除されるので、
海外からの訪問者も活発になっていくようになります。

危険レベルが下がり規制も大幅に緩和されていますが、コロナが終わったわけではないので、
体調管理は、自身で十分に気を付けていきたいと思います。

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