世界最長の吊り橋・明石海峡大橋の「海上プロムナード」と舞子公園の散策!

近畿

神戸から淡路島へ続く道としてしばし利用する「明石海峡大橋」は、世界最長の吊り橋!

神戸側には同時施工された海上プロムナードがあり、橋の一部を歩いて見学することができます。
今回、車でしか通過したことのない世界一の橋を近くで見てみようと思い、舞子公園まで行ってみました。

明石海峡大橋の展望フロアや「舞子海上プロムナード」、舞子公園の散策スポットを紹介しています。

明石海峡大橋について?

明石海峡大橋は、神戸市垂水区と淡路市岩屋を結ぶ世界最大級の吊り橋で、1988年から10年の歳月をかけて1998年4月に完成しました。全長3911m、主塔の高さ約300mと世界一の長さを誇り、真珠を連ねたように
見えるため「パールブリッジ」という愛称が付けられています。

美しいパールブリッジのライトアップは28パターンの色の組み合わせがあり、毎時0分にはレインボーに、
毎時30分には季節ごとのカラーに5分程度明かりの色が変わり、季節や時間によって色が変わります。

舞子海上プロムナード

明石海峡大橋のみどころは、「舞子海上プロムナード」という明石海峡大橋の建設時に同時施工された
回遊式遊歩道で、その一部がガラス張りでできているところです。

遊歩道は海上約47m、陸地から約150mの高さにあり、約317m明石海峡へ突出して造られています。

入り口手前に券売機があるので、そこでチケットを購入して中に入ります。

1階からエレベーターで8階まで上がると屋内展望ラウンジになっており、レストラン、お土産店、
休憩フロアなどが設けられています。

案内に従って、海上プロムナードへと向かいます。

透明のトンネルのようで、とてもフォトジェニックです。

これが、うわさのガラス張りです!丸木橋の上を歩けるようになっていますが、ちょっと勇気がいります。

お天気がよくて、ガラス張りから47m下に見える波がキラキラ光っていて感動しましたが、
この上を渡るのは、高所恐怖症ではない私でもちょっと怖い!

丸太の脇を通って先に進むこともできますし、反対側の通路はガラス張りになっていないので、
高所恐怖症の方は、そちらから前に進むことが出来ます。

遊歩道を先に進むと休憩所などがありました。

この日は風がきつかったので、ここで休憩しようとは思いませんでしたが、穏やかな日であれば、
さわやかな海風に吹かれて海辺の景色を楽しむのもいいと思います。

遊歩道から見る舞子公園やホテル、砂浜など穏やかな景色が楽しめます。

橋の骨組みも見られます。ときどき車の騒音が聞こえるので、この上が道路だったことを思い出しました。

遊歩道から見る明石方面の景色も、とってもきれいです。

明石海峡大橋では、「明石海峡大橋ブリッジワールド」という海面上約300mの主塔から
360°のパノラマを体験できるツアーが運営されているそうです。ツアー内容を見る

海上47mでも高いと思ったのに、300mからみる橋は迫力満点でしょうね!

ちなみに橋の上にのぼれるツアーがあるのは、オーストラリア・シドニーの ハーバーブリッジ
日本では明石海峡大橋だけだそうですよ。

橋の下から改めて見る明石海峡大橋は、大きくて迫力があります。
明石海峡の向こう側の淡路島もくっきりと見えます。

住所:神戸市垂水区東舞子町2051
開館時間:通年 9:00~18:00 (最終入館は閉館30分前まで)GW / 夏休み 9:00~19:00 (最終入館は閉館30分前まで)
休館日:4~9月 無休 / 10~3月 毎月第2月曜日(祝日の場合は翌日) / 12月29日~12月31日
入館料:大人 (平日) 250円/(土日祝)300円、シルバー70歳以上(平日) 100円 (土日祝)150円、高校生・中学生以下無料

舞子公園

明石海峡大橋の見学後には、1900年(明治33年)に初の県立都市公園として開園したという
古い歴史を持つ舞子公園も散策してみましょう。

孫中山記念館

パステルカラーのレトロな建物は、1915(大正4)年に神戸の貿易商・呉錦堂が建てた別荘です。

1984(昭和59)年には「孫中山記念館」として、かつてここを訪れた中国革命家孫文に関連する資料を
展示しています。1993(平成5)年に県指定重要有形文化財として、2001(平成13年)には
国指定重要有形文化財に指定されました。

開館時間:10:00~17:00
休館日:月曜日(月曜祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
入館料:大人 300 円、シルバー(70歳以上) 200 円、小・中・高校生以下無料

平日なので人は多くいませんでしたが、海岸沿いでは釣りをしている人たちがいて、
とても和やかな感じでした。

公園の中では、どこへ行っても明石海峡大橋をバックに素晴らしい撮影ができます。

公園の敷地には、「孫文記念館」以外にも「旧武藤山治邸」や「旧木下家住宅」といった
明治~昭和にかけての歴史的建築物が修復または復元され公開されています。

舞子公園周辺のおすすめホテル

舞子公園のある「舞子駅」は、JR三ノ宮から18分、新幹線西明石駅から15分の場所にあるので、淡路島や
神戸の観光 にも便利な場所です!

明石大橋を眺めながらゆっくり休暇を楽しめる舞子公園周辺のお勧めホテルを紹介します。

HOTEL SETRE (ホテルセトレ)

舞子公園に隣接して立地する「ホテルセトレ」は、海をまじかで感じることのできるホテルです。

淡路島を正面に眺め、客室やラウンジ、レストラン、ロビーのどこからでも明石海峡大橋のライトアップや
サンセット、サンライズが楽しめカップルや女子旅、熟年旅行などリセットしたいときにもお勧めです。

ホテルセトレに滞在したレポートは こちらから

HOTEL SETRE (ホテルセトレ)の宿泊情報

シーサイドホテル舞子ビラ神戸

淡路島を背景にした明石海峡大橋のライトアップやサンライズ、サンセットなどの眺望が楽しめます。

シーサイドホテル舞子ビラ神戸の宿泊情報

舞子公園へのアクセス

住所:神戸市垂水区東舞子町2051
アクセス:JR神戸線舞子駅から徒歩5分
駐車場(P1、P2):1時間 200円
駐車場営業時間:8:30~21:30

まとめ

海岸沿いのお散歩っていいですね。
淡路島や明石海峡、明石海峡大橋などをまじかで見ながらの海岸の散策は、リラックスできるし、
海から自然のパワーをもらうことができます。

それに舞子公園は、ツーリストであふれている都会中心部の公園と違い、釣りを楽しむ人や犬の散歩に
訪れる地元の人たちの姿が見える美しく整備された庶民的だけどお洒落な公園です。

公園のどこからでも美しい明石海峡大橋をバックに写真を撮れるフォトジェニックな場所でもあります。
頻繁に訪れたい散策スポットの一つです。