金運や勝負運、開運、学業向上、就職や入試祈願の為、全国各地から多くの人たちが参拝する
話題のパワースポット「 難波八阪神社」にお参りしてきました。
難波八阪神社の歴史やご利益、御朱印、おみくじについて紹介しています。
巨大な獅子殿
すごい迫力‼ 獅子殿が見える鳥居から難波八阪神社へ
巨大な獅子の口に吸いこまれるように境内へと入っていきました。
難波八阪神社を一躍有名にした巨大な獅子殿
大きな口を開け、邪気を飲み込み勝運(商運)を呼び込む巨大獅子殿の高さは、
4階建てのビルとほぼ同じ12メートル、奥行きは7メートル。
強烈なパワーで、どんな厄でも吹き飛ばし開運の道へと運んでもらえそうです。
この獅子殿は、本殿とともに1974年に完成しています。
目はライト、鼻はスピーカーになっている大きな獅子舞台。
口の奥の神殿には素戔嗚尊の荒魂(あらみたま)が祀られており、
新樂殿の代わりとして使用されているようです。
難波八阪神社とは?
獅子殿の陰に隠れがちですが、こちらが本殿 !
難波八阪神社の創建年代は不明だそうですが、平安時代、祇園牛頭天王(ごずてんのう)を祀り、
“難波下の宮”と呼ばれ、難波一帯の産土神でした。
当初、神仏混淆でしたが、明治維新の神仏分離で寺は廃止になり、難波八阪神社と改名し、
素戔嗚尊(すさのうのみこと)が祀リされています。
ご祭神について
難波八阪神社のご祭神は、ヤマタノオロチを退治した素戔嗚尊と、
その妃、奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、そして八柱御子命(やはしらみこのみこと)です。
どんなご利益があるの?
勇猛な素盞鳴尊にちなんで、厄除けや疫病退散、商売繁盛、農耕殖産にご利益があります。
そして、素盞鳴尊の妻、奇稲田姫命にちなんで、縁結び、夫婦円満、安産にご利益があります。
素戔嗚尊が、ヤマタノオロチの生贄であった奇稲田姫命を救い妻にしたことから、
恋愛のパワースポットともなっています。
難波八阪神社の境内には
境内には末社やちょっと変わった記念碑もあるので、獅子殿だけお参りして帰らないよう
周囲も見ていきましょう。
末社
末社には、 火と台所の守りの神である三宝荒神社、
五穀豊穣と商売繁盛にご利益がある豊国稲荷大明神。
大阪城内に豊臣秀吉をお祀りした豊国神社がありますが、こちらも豊国=豊臣秀吉でしょうか。
産業開発、交通、海上運輸安全のご利益がある市杵島姫神社。
そして、家内安全、開運のご利益がある皇大神社です。
戦艦陸奥の慰霊碑 [せんかんむつのいれいひ ]
旧日本海軍の戦艦、「陸奥(むつ)」の主砲蓋が、境内の片隅に展示されています。
戦艦陸奥は、戦艦大和に次ぎ世界で2番目に大きな主砲(口径41cm)を装備していましたが、
1943年に沈没してしまいました。
篠山神社 [ ささやまじんじゃ ]
江戸時代に大阪の発展に尽力を尽くしたお代官様の神社
難波八阪神社の境内にある「篠山神社」は、江戸時代に難波の公設市場づくり、
のちの大阪木津卸売市場(木津市場))に尽力した大阪の代官、
篠山十兵衛景義の遺徳を顕彰するために1880年創設された神社です。
御朱印について
ご朱印は、社務所でいただきます。
受付時間:9:00~17:00
御朱印:初穂料 300円
おみくじ・お守り
おみくじは、お守り付きの恋みくじと鯛みくじ、獅子みくじ、ダルマみくじなどがあります。
その中でも、鯉のお守り付き恋みくじが人気です。
恋が恋鯉(こいこい)ということで、縁結びや恋愛成就にご利益があります。
鯛の形をしたお守り付きおみくじは、「一年安鯛」(一年安泰)を願うのにいいですね。
このほか、獅子やランドセルのお守りもあります。
アクセス
場所:大阪市浪速区元町2-9-19
開門時間:6:30 ~ 17:00
入場料:無料
最寄りの駅
★ 大阪地下鉄の御堂筋線・四つ橋線「なんば駅」から徒歩約6分。
★ 大阪地下鉄の御堂筋線・四つ橋線「大国町駅」から徒歩約7分。
★ 京阪、南海「難波駅」から徒歩約7分。
★ JR「なんば駅」から徒歩約7分。
まとめ
娘がインスタで獅子殿を見つけた時は、どこかのテーマパークかな~と思っていたんです。
ところが、なんばにある「 難波八阪神社」だと知りびっくりしました。
行ってみると、写真どおりの迫力のある巨大な獅子にも驚きましたが、
食い倒れの大阪の基礎を築いたお代官様の神社や、旧戦艦陸奥慰霊碑など、
珍しいものが拝見できました。
交通機関を利用してアクセスしやすく、道頓堀や通天閣など観光スポットにも近いので、
ぜひ一度獅子の強力なパワーを授かりにお参りしてみてください。